汚部屋や買物依存、失言グセ…「NG彼女」に認定されないための方法


2.失言グセがある

知人女性が離婚したきっかけは、義祖父の葬儀でした。介護を一身に担っていた義母へ「肩の荷がおりましたね」といったそうです。

多くの人に慕われている義母が、その一言で激怒。「もうあなたは帰っていいわよ!」と追い出されました。「夫からも『あれはないだろう』とたしなめられたんだけど、どこが悪かったのかそのときはわからなくて」と追い出された理由を考えていたそうです。

深夜に戻ってきたご主人から「話がある」とその日に離婚を切り出されました。

「考えたことをストレートに表現する、君のまっすぐなところにひかれたと思っていた。そうじゃなくて、デリカシーがないだけなのが今日わかったんだ。
君の言葉で傷つく人の気持ちを考えたことがあるのか」と言い捨てて、彼は家を出て行ったそうです。

「そのときに初めて、自分の失言グセに気がついたの。謝りたかったけど夫は戻ってこなかったわ」と語る彼女。離婚が成立してから、家族や友人知人に自分の悪いところを徹底的にアドバイスしてもらったそうです。

なかでも、「友人宅のパーティーで失言をするたびに、ご主人がフォローしていた」と指摘されたことが、もっともつらかったといいます。

「彼がいつもそばにいて、私のダメなところをフォローしてくれていた。でも私は、彼の忠告をお説教だと思って聞き流していた」と、後悔のあまり、一晩、泣きあかしたとか。

離婚して5年近くたついまは、新しい出会いにも恵まれ、現在進行中の彼がいるそうです。


「とにかく聞き役に回る」「意見を求められたときは『自分が相手ならどうするか』という目線で話す」ことを習慣づけて、前と同じ失敗をしないように気をつけていると語ってくれました。

相手を幻滅させないにこしたことはありませんが、失敗してもその経験をいかして自分を変えていくことが、恋愛スキルをあげるコツ。どんな人にも失敗はあります。

前向きに行動していくことが、「NG彼女」のレッテルを返上する1番の近道と心得れば、幸せをつかむのもそう難しくはないでしょう。


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