2. 仕事の話をしない
運輸会社で働く友人は、営業先で知り合った男性をずっと「いいな」と思っていたそうです。
たまたま仕事で話す機会があり、それをきっかけにアプローチしてみたところ「週末会いましょう」と彼からお誘いをもらいました。ドライブがてら、一軒家レストランで食事…という初デートのスケジュール。
「ロマンチックですてき」と言ってみたところ「とんでもない」という答えが。
思ったより一緒にいる時間が長かったせいで途中から話題がつき、彼に仕事の話をしてみたそうですが、これが失敗の元でした。
業界歴が短い彼女は彼の話の勢いに太刀打ちできず、ダメ出しを受けてばかり。話題を変えようと彼女が別な話題をふっても、結局仕事の話に逆戻りで「彼の性格や価値観が見えない会話が続いて、味気なかった」と感じ、彼女はフェードアウトすることに。
「それ以降は、デートで仕事の話は絶対しない。
話題がつきたら音楽か、グルメの話を出して長く楽しめるようにしてるわ。ジャンルを問わず、音楽は初対面でも一緒に楽しめることが多いしね」と語る彼女。
その反省をいかし、次に社内で知り合った人との初デートで実践したところ、お互いにCDを貸し借りするようになり、仲良くなるきっかけになったといいます。半年ほど前におつき合いが始まり、今は二人で「某アーティストのヨーロッパツアー」に参加する計画を立てているとか。
初デートまでこぎつけたうれしさのあまり、テンションが上がってしまうのはよくあること。
しかし、初デート=プライベートの自分をさらす、ということです。舞い上がるあまりなんとなくギクシャクorどちらかが空回り…では、仕事にも支障がでる危険も。
見た目も中身も見られていることを頭に入れ、少しクールダウンしてデートにのぞむことが「仕事がらみのご縁」の成功のカギ、と言えるでしょう。