「誰か紹介して」、周囲に頼む前にすべきこと【女30からのシアワセ道 vol.11】
「誰かいい人がいたら紹介して」
男性との出会いに恵まれない状況で、こうした言葉で周囲に声かけする女性は多いのではないでしょうか。実際に、わたしも独身時代、友人たちにお願いした経験があります。
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お願いする場合、「優しい人なら」「見た目は問わない(でも、実際に会うとこだわりを見せる)」など、条件があいまいだと紹介してもらえないことは、もはや定説です。
これ、フリーライターが出版社から仕事をもらう際にも同じことがいえます。「なんでも書けます」では、具体性に乏しいため、仕事をオファーする編集者が、どんな仕事を頼めばいいかわからないからです。
これを異性の紹介に置きかえると、あいまいな条件では紹介をこわれた側が、どんな異性を紹介すればいいのかつかめません。結果として、誰も紹介できないということになります。
ですが、今回お伝えしたいことは、どう具体性を出せばいいのかということではありません。
それよりももっと前の段階、周囲に「誰か紹介してほしい」という前にするべき、自分のなかでの準備です。
■自分が相手になにを与えつづけられるかを考える
相手の見た目や年齢、仕事内容、年収、性格など…。女性は結婚を真剣に考えれば考えるほど、相手が自分になにを与えてくれるかにこだわってしまうことが珍しくありません。
しかし、相手の条件をあげるまえに、自分が相手になにを与えつづけられるかを考えることが先決です。相手になにをあたられるかがわかってから、紹介をお願いするなり、出会いの場に足を運ぶなりするといいでしょう。
愛した人になにを与えつづけられるかを考えることは、すなわち自分を知ることにもつながります。自分を深く知り客観視することができれば、競争率が高そうな相手に無謀なチャレンジをすることもなくなります。