秋のおもしろデートに! 紅茶と一緒に楽しむアナモフィック・アート
街が色づきはじめ、紅葉を見に行きたい! とデートの計画をたてている恋人たちも多いはず。とはいえ、毎年いろいろなところに見に行ってしまって、今さら新鮮さがない…という方もいるのではないでしょうか。
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そんな方にぜひ体験してほしいのが「
125th Anniversary TEA WAY ART COLLECTION」。
さまざまなアート作品と一緒に、明治神宮外苑のイチョウ並木の紅葉も、さらにはおいしい紅茶も無料で楽しめる、いま話題のイベントです。
■美大生の個性あふれるアートの数々
開催場所は、明治神宮外苑のイチョウ並木をまっすぐ進んだその先。イベントで展示されているアート作品を制作したのは、プロアーティストや美術大学の現役学生たちです。
2015年11月14日に行われた「125th Anniversary TEA WAY ART COLLECTION」開会式の様子
『TEATIME in DRAWING ROOM』という作品を手がけた、武蔵野美術大学の鈴木友唯さんは、
「普段はいろんな大学の人と一緒に作品を展示する機会がないので、展示することはもちろん、ほかの大学の人と交流できるのもうれしいです」と語りました。
また、多摩美術大学のユニット「商品開発部」は『なにぷとん』という、リプトンの既製パッケージをもとに制作した“紅茶漬け”など、本物の商品のような作品を展示。
多摩美術大学「商品開発部」のみなさん
「ディティールにこだわった」というだけあり、宣伝ポスターや商品説明などを見ると、本当にそんな商品が新発売されるのか誤解してしまいそうなほど。ユニット名にふさわしい仕上がりです。
「視点を変えて、“普通じゃない紅茶の楽しみ方”を提供することで、違った価値観や、まわりの人との関わりが生まれたらいいな」という想いを込めて制作を進めたとのこと。