ポイントは背中と口紅? イイ女から学ぶ「食事の際に気をつけること」
2.背中はイスの背もたれにつけておく
女友だちとローマのレストランでランチを楽しんでいたときのことです。スマートに食べる彼女の姿に思わずみとれてしまいました。心なしか、ウェイターの皆さんのサービスも私たちのテーブルだけ妙にテンションが高いように感じます。
「エレガントに食べるためのコツでもあるの?」と聞いてみたところ「すわっている間は、腕を直線的に動かすこと。そして、背中はつねにイスの背もたれにピッタリとつけることかな」というこたえが返ってきました。
「背中が丸くなると、行儀も悪くなりがちでしょ。それに、姿勢がよければ一緒に食事する人の顔から目をそらさなくてすむから、食べている間も失礼な感じにならない」と続ける彼女。
友人には超イケメンの彼がいて、10年近くお付きあいを続けています。
彼女のなにげない気づかいが、長続きの理由のひとつかもしれない…と思ったものです。
背中を丸めるとうつむき気味になり、視線が下にいくことが多くなります。場合によっては「自分と食事するのが楽しくないのかな」と相手に思わせてしまうことも。
会話や雰囲気、互いの態度も「食事を楽しむためのマナー」のひとつ。背筋を伸ばすだけで、高感度アップにつながるかもしれません。
食事は生活に欠かせないもののひとつです。それだけに、なにげないふるまいからクセや価値観が伝わってしまうことも少なくありません。
自分も相手も心から楽しむ時間を共有できるよう、小さなことにも気をくばれるのが「イイ女」の証です。
少しずつでもいいので、マナーアップを目指してみてはいかがでしょうか。