2016年2月16日 07:00|ウーマンエキサイト

恋人の嫌な部分に目がいくのは、劣等感のせい…? 【心屋仁之助 塾】


じつは、かなえさんご自身も何か強い劣等感を抱えていらっしゃるのではないかと感じました。劣等感というのは、人にいいたくない、恥ずかしい部分です。

人は誰でも劣等感があるものです。強い劣等感があると、それを隠しますし、そのために人と心の深い部分でつながることが難しくなったり、本来の自分の魅力さえも無意識に隠してしまったりすることがあります。

また、人との関係を優劣ではかってしまいますから、なかなかパートナーシップも築けないものなのです。かなえさんが、お付きあいしてきた方たちを上からジャッジしてしまうのは、じつはご自身を上からジャッジしていたということになります。

自分にダメ出しが多いんですね。自分にダメ出しが多いと、劣等感を感じてしまう人たちとはお付きあいできませんよね。
すると本来の自分には相応しくない人たちの中に身を置いて、グルグルしてしまうと思うんです。

「目立ってはいけない」という言葉も辻褄が合いませんか。

かなえさんが、ご自身の中の「できない部分」「ダメな部分」「目を背けたい部分」を開いて出したときに、じつはいまよりも魅力が出るのではないかと思います。

弱くて寂しくて情けない部分ですね。すると、そこを守ってあげたいと思う男性が現われるのではないでしょうか。人の嫌な部分が目につくのは「強い自分」として生きてきた、選ぶ側の目線ですよね。今度は自分が弱い立場になり、選ばれる側になればいいのではないでしょうか。

妥協とは逆に感じますが、本来の自分の魅力を発揮して、いるべき場所にいれば、きっと見合う方がかなえさんを探して選んでくれると思うのです。
かなえさんがすることは、自分の劣等感、欠点も認め受けいれて、弱い恥ずかしい自分もさらけ出すこと。それがいるべき場所に行かせてくれる方法でもある気がしますよ。

きっといままでしっかりとがんばってきたでしょうし、努力されてきた方なのだと思います。けれども、自分も完璧ではありませんよね。そして、つかれませんか。

もうしっかりしなくていいし、ダメな女でいい。人を馬鹿にする女でもいいし、上から目線な女でもいい。人をジャッジしてしまうし、偉そうでもいいです。


すてきに目立って叩かれてもいいじゃないですか。笑われてもいいじゃないですか。だって本当のかなえさんはもっと素晴らしいし、素晴らしい人と出会っていいのですから。

そしてやはり、好きな人と結婚してくださいね。じつは、結婚したいかしたくないかはすぐに決められるものだそうです。悩んだということはきっとまだ出会っていなかったのです。

きっとこれから出会います。応援していますね。


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