記憶に残るオンナ、残らないオンナ【妙齢男子のホンネ、聞きだしちゃいました! vol.3 】


■忘れられない恋には秘密がある

「昔の恋をふりかえるとき、思い浮かぶのはいつも日常のどうでもいい場面。家の近所を散歩したこととか、駅の改札で別れ際に話したこととかね。奮発して出かけた記念日のデートや、すごく緊張していたはずの告白の場面とかは、なぜかまったく思いださない」

こういうのは、外資系企業に長年つとめるアラフォーのイケメン会社員・Kさん。女の子には食事代は出させない、というジェントルマンぶりでとにかく女性からモテる方。

「高級なレストランに連れて行ってよろこんでもらえたらそれはそれでうれしいけど、男ってホントのホントは学生時代みたいに、公園で缶コーヒー1本で女の子を口説きたいのかもしれないね。だから、なにげない日常のなかで彼女が素の自分を好きでいてくれたんだって実感できる記憶は、いつまでも忘れたくないものなんだよ」(Kさん)

そう話しながらもすでに顔がほころんできているKさん。女子としては特別な日のデートこそ気合いを入れなきゃと思いがちですが、むしろ力みすぎずに彼といっしょにいるだけで楽しいなあ、という自然な気持ちを大事にするのがいいのかも。


■ずっと記憶に残る女性との「別れ方」

「終わりよければすべてよし」という言葉もあるように、別れ方はその人の印象を左右するもの。恋愛でもそんなところは大いにあると思う、というのは、コンサルタントとして並みいる大手企業を担当しているWさん(30代)。

「別れ際がいさぎよい女性は、やっぱり記憶に残る。恨みつらみをいわないのはもちろんだけど、去るタイミングに脱帽させられる女性もいた。『好きだけどこれ以上いっしょにいたらお互いのためにならない』というときに自分からサッと立ちさるって、相当の人間力がないとできないと思う」(Wさん)

大人になると直面することもある、「好きだけじゃダメ」という場面。がんばることでお互いに疲弊していくなら、つらくても別れを選ぶという選択もとがめられるものではありませんよね。

つらいことも泣きたいこともあるけれど、それも含めてすてきな恋の記憶はあなたを成長させるもの。なにげない日常を大切にしながら、記憶に残るような楽しい恋をしてください!


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