初めてふたりで会う機会は、恋人候補とのお試しデート。お試しデートではどのような心構えで臨んだらいいのでしょうか。
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■大人には大人のデートがある
学生時代の恋の手順は、相手を好きになってそれから告白をして、成功すれば付き合うことになって、初めてのデートをするという流れでした。
しかし大人になるとその順序がちょっと変わってきます。気になる人があらわれたらまずはデートに誘い、お互いを知る期間を設けます。
そこで好きだと感じれば告白をして(あるいは告白なしで)付き合うという流れがほとんど。
まだ恋をしているというほどではないけれど、意識している相手と会うんですから、彼にはいい印象を持ってもらいたいし、自分もその人のことを見極めたい。
■まずは相手を知ろう!
あなたが誘われた側であっても誘った側であっても、自分のことをアピールするより、相手を知ることからはじめましょう。
きっと最初のデートは夜の食事が多いはず。テ―ブルを挟むと会話が弾むものなので、たくさん話をするようにしましょう。
彼が好きなものは何か? 休日をどう過ごすのか? 趣味は? 家族や友達との接し方は?
きっと相手は、仕事関係で会った人か友人の紹介、あるいは合コンやナンパで知り合った人が多いのではないでしょうか。
そうすると、彼のことはまだ一部しか知らないはず。だからこそ、いろんな面について尋ねてみましょう。
相手を知ることで彼と自分が合うかどうかを確認できます。また、彼としてはあなたが自分に興味を持ってくれているのだと感じて嬉しく思い、恋へと一歩、気持ちを進めるでしょう。
その際、自分の話は控えめにしましょう。なぜなら、男性は実は自分のことを話すのが意外と好きなもの。
そして話せば話すほど、話した相手を信用し、心を開いてくれるものだからです。
■積極的に楽しもう!
お試しデートですから、どんな風になるのか分からずに、ドキドキしながら臨みますよね。でもそれは相手も同じ。
ですから、たとえあなたが誘われた側であっても、楽しませてもらおうという気持ちでは臨まないでください。
それでは彼に余計なプレッシャーを与えてしまいます。自ら楽しもうと思ってこそ、その時間は有意義なものになるのです。
それに、人の感情には鏡の法則というものがあります。あなたが楽しんでいれば、相手も楽しいと感じてくれるもの。
同じ感情がシェアできれば、ふたりの距離はより縮まることでしょう。
■会っていないときの自分の感情を確かめよう!
デートの時間が楽しくて、しかもお酒が入っていれば、酔いも相まってテンションがあがります。
そして、それが自分の本当の気持ちだと盛り上がってしまうかもしれません。
けれども、一度冷静になって、自分の感情を確かめる時間を設けましょう。楽しかった、だけでいいですか? 「楽しい」は確かに重要な感情です。