好きな人に手料理をふるまうことになったら、おしゃれで手の凝ったものや、家庭料理に挑戦したくなるのではないでしょうか。
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しかし、それはある程度、仲が深まってから。男性は意外とシンプルな料理を好みます。
男性たちの意見をもとに、本当によろこばれるメニューを紹介します。
■「お子様メニュー」は鉄板
「男はいくつになっても子ども」とよくいわれますが、これは食の好みにもあらわれているように感じます。
もちろん、彼の嗜好(しこう)や年齢にもよりますが、ハンバーグやからあげ、オムライスといった、いかにも子どもが好きそうなメニューはウケがいいですね。
家庭的な女性と思われたくて肉じゃがなどの家庭料理に挑戦したくなりますが、意外と心に響いていないもの。
とくに実家暮らしの男性の場合、いつも食べているのでありがたみを感じないといいます。
筆者の友人はがんばって煮物などの家庭料理をふるまったところ、「地味だね」といわれたことがあるそう。
ふだんの食卓に並ぶようなメニューには「ごちそう」感がないからかもしれません。
■カレーは要注意!
カレーライスはお子様メニューの王道ですが、はじめての手料理にはふさわしくありません。
カレーは家庭によって隠し味や具材が異なり、それぞれにこだわるポイントがあります。
そのため、どんなにおいしく作っても、そのこだわりにそぐわなければ「なんか違う」といわれてしまうのです。
また、カレーは料理初心者でも作れるメニューなので、「この子は料理が苦手なのでは?」と思われてしまうリスクも。
カレーをふるまうときには、彼の嗜好(しこう)を理解してからのほうがいいでしょう。このときも、本格インドカレーではなく、市販のルーで作る普通のカレーが無難です。
■とにかく「シンプル」を目指せ!
手料理をふるまうときには気合いが入って、盛り付けにもこだわりたくなります。
しかし、男性は見た目が凝った料理よりも、シンプルでわかりやすいメニューを好む傾向が。
デリやカフェのようにおしゃれな盛り付けのサラダは、「どこから食べていいかわからない」「何が入っているかわからない」という意見も。
残念な見た目は問題外ですが、華やかなビジュアルよりも、食べやすく工夫をしたほうが喜ばれることも多いとか?
■料理男子には見えをはらない!
最近では料理男子が増加中。男性は凝り性が多いので、一度ハマると道具やスパイスなどをそろえて、本格的に取り組みます。
このような男性には、張り合おうと思わないこと。彼のうんちくを語られたり、こだわりポイントをアドバイスされたりしてうんざりします。