「出会い系サイト」というと悪いイメージがあるかもしれませんが、実際に男女の出会いをサポートするサイトを活用して結婚した人が増えています。筆者の知人にもちらほら。
(c)astrosystem - Fotolia.com
そこで、出会い系サイトの活用法や注意点を教えてもらいました。
■運営元をチェック!
「出会い系サイト」といっても、さまざまなサイトがあります。迷惑メールを送ってくるあやしいサイトもありますが、まともな出会いが期待できません。
「大手企業が運営していて、さらに顔写真や詳細なプロフィールが確認できるサイトがおすすめ」とは、自身も出会い系サイトで出会った夫と結婚したWさん。
趣味や特技だけでなく、喫煙や飲酒に関する嗜好、親との同居や子どもの希望など、結婚時に気になることをチェックできるサイトがいい。
さらに有料サービスのほうが真剣に出会いを求めている人が多いといいます。
■見た目は気にしないでOK!
じつはWさん、夫と出会う前の彼氏とも、出会い系サイトで出会いました。この彼とは遠距離だったので続かなかったけれど、人柄は悪くなかったそうです。
ネット上でのやり取りがいい感じだったら、いよいよ会うことになるわけですが、やはり知らない人に会うのは不安がありますよね。
でも、「お互いに結婚相手を探すことが目的なのだから、意外とあっさり進みますよ」とのこと。
それでも、会ってからがっかりされたらショックです……。
「前の彼氏もそうでしたが、初めて会ったときはお互いに『なんか違う』と思うもの。だって、プロフ写真はアプリで加工したり、奇跡の一枚をアップしたりするものでしょ? だから、実際に会うとその通り、なんてことはあまりないかも」
これについて、同様に出会い系サイトから結婚まで発展したTさんにもたずねたところ、「私もそう思う」と同意。
プロフ写真に期待はするけれど、現実は違うということは理解している利用者が多いようです。
■まずは趣味が合う相手から
サイト上で声をかけられるのは、共通の趣味を持つ人が多いそう。
前述のTさんはサッカー観戦が趣味と書いたところ、同じチームのファンの男性(現在の夫)と意気投合。初デートでも試合の話で盛り上がり、そこから恋が進展したといいます。
ただし、趣味の欄をみて、それに合わせた会話をしてくる人もいるのだとか。
「すごく詳しい人からもメッセージをもらいましたが、堅苦しい表現が多くて。調べたらWikipediaのコピペでした(笑)」とTさん。
さすがに必死すぎるので、お断りしたそうです。