学生時代はよく読んでいた少女漫画も、大人になったらあまり読まなくなったという人も多いのではないでしょうか。そんな人に向けて、大人のための恋愛漫画を3冊紹介。青春時代の恋愛を思い出す甘酸っぱい物語から、40代以降のリアルな恋愛を描いたものまで選びました。
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どの漫画も現実から少し離れられる、なのに離れすぎていないリアル感があります。ときには漫画の世界に入りこんで気持ちを切り替えるのも大切です。
誰もが経験したであろうピュア漫画『夢の温度』(著:南 Q太、出版:フィールコミックスGOLD)
主人公はどこにでもいそうな中高生。好きな相手に気持ちを伝えたいけれど、うまく表現できないもどかしさが、微妙なタッチで表現されている純愛漫画です。これって誰もが学生時代に経験しているのではないでしょうか。
漫画家・南Q太の描く世界は、自分の青春時代を思い出させてくれます。
「はる」「夏祭り」「あき」「冬」の4巻があります。それぞれ主人公が変わっていますが話がつながっていて、違う人物の目線から同じ出来事を表現しているのもおもしろいポイントです。青春時代の純粋な気持ちに触れることで、当時の自分へタイムスリップさせてくれます。たまにはリフレッシュに純愛漫画を読んでみてはいかがでしょうか。
大人の恋愛に憧れて背伸びした『うみべの女の子』(著:浅野 いにお、出版:Fxコミックス)
『おやすみプンプン』で有名な漫画家・浅野いにおさんが描いた恋愛コミックです。背伸びしてもしきれない女子高生が主人公。早く大人になりたい気持ちとは裏腹に、なかなか大人になりきれない主人公の想いが、かつての自分と重なります。
2巻で終わる読みやすさも、忙しい人にはオススメです。
40代からの恋愛 リアルすぎるヒューマニズム『黄昏流星群』(著:弘兼 憲史、出版:ビッグコミックス)
あの『島耕作』シリーズを手がけた漫画家・弘兼憲史さんの恋愛漫画。まさに大人の恋愛そのものです。現在51巻目まで発売されていますが、今もなおストーリーは続いていて、その人気度がうかがえます。人気の秘密は人間ドラマの濃密さと、出会いの素晴らしさを描いているからではないでしょうか。51巻は多いと感じますが、一巻完結型でそれぞれ別々のお話しとなっているのでどの巻からでも読むことができます。
たまには昔の気持ちを思いだすきっかけに恋愛漫画はいかがでしょうか。日々の忙しさの合間に淡い時代を回想してみてください。
リフレッシュしてまた次の日の活力が湧いてくることでしょう。
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