愛が強まってストレス解消にもなる?キスがもたらす5つの効果
キスは愛を確かめあう重要なスキンシップ。当たり前の事だと思われているキスが、なぜ大切なのか考えたことはありますか?
人は、どうしてキスするのでしょうか。なぜキスする必要があるのでしょうか。普段、なにげなく交わしているキスに秘められた、重要な意味を紐解いていきましょう。
©anyaberkut-fotolia.com
■本能的にDNAを確かめている
唇を重ね合わせキスすると、わずかながら唾液交換が行われます。その唾液には細菌が含まれていますから、キスすることで細菌を交換し合っているのです。
体内に相手の細菌が入ってくると、自分に必要なDNAをもっているかを本能的に確かめ、自分と近いDNAをもっている相手には相性の良さを感じない仕組みになっています。
DNAの相違が大きいほどレベルの高い遺伝子が残せるため、自分と似ているDNAをもった相手には本能的に相性の悪さを感じるようになっているのです。
これはオールバニー大学の心理学者が発表した研究データで、自分と似ていないDNAであればあるほど、キスしたときに相性の良さを感じるとのこと。
実験によると、「キスで相性の悪さを感じた場合、恋愛で良好な関係が築けなかった」と66%の女性が答えており、いかにキスが重要であるかがわかります。
つまりキスは、単なる愛情表現の方法ではなく、遺伝子レベルで相性の良さを確認するための手段というわけです。
■愛情ホルモンが高まる
キスは相性を確かめる手段でもありますが、お互いの愛情を強くするためにも必要不可欠。
キスすると脳内で「オキシトシン」というホルモンが過剰に分泌され、幸福感が増すことによって愛情が深まったり愛おしさが強まったりする作用があります。
また、オキシトシンのほかにも「エンドルフィン」というホルモンが活発になり、ネガティブな思考をポジティブに変え、精神を安定させる効果も期待できるんです。
男性にいたっては、感情的なキスをすることで「コルチゾール」というストレスホルモンが抑制され、イライラやモヤモヤなど心のストレスをやわらげる効果もあるとか。
彼氏がイライラしたときは情熱的なキスをして、そっとストレスをやわらげてあげましょう。
さらに愛情ホルモンも活発になって一石二鳥ですね。