手軽だけど危険もいっぱい! SNSや出会い系アプリに潜む悪質ユーザーにご用心
今ではすっかり定番となったSNSでのコミュニケーション。その発展形である恋活アプリや婚活アプリも、現代の男女にとって出会いの場となっています。
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まじめな出会いを求めている人には役立つ便利なツールですが、なかには恋愛以外の目的で利用している悪質な人もいます。
今回は、SNSや出会い系アプリを使って他人を騙す危険なパターンについてご紹介します。利用する際はくれぐれも用心してくださいね。
■投資の勧誘
国民生活(消費者)センターのデータによると、一般的な被害の金額が平均で143万円であるのに対し、出会い系を利用した投資に関する被害相談は平均3,000万円だそうです。
特に悪質なのが、マンションの購入をもちかけ住宅ローンを組ませる手口。国民生活センターにも多くの被害が報告されており、巧妙な手口に悪質性を感じます。
結婚したいと話をもちかけ、実際の相場よりも高い金額でマンションを売り、ローンを組ませたら“しばらくは気があるようなフリ”をして徐々に音信不通になるパターン。
この場合、厄介なのが詐欺事件になりにくいということ。そのため、被害に遭った人たちは打つ手立てがなく、泣き寝入りするケースがほとんどだそうです。