友人関係を壊さずに、男友達に告白する方法は?

「異性の友達に告白したい」という内容の投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんは20歳代後半。この2〜3年、仲良くしている同世代の男友達のことが気になっています。告白したいと思っているものの、「とても良い友人なので、この関係まで壊れたら、と思うとなかなか切り出せません」とのこと。「友人関係を壊さずうまく気持ちを伝えたり、少し関係性を変えたりするにはどうしたらいいのでしょうか」と問いかけています。

目次

・「友人関係が壊れても仕方ない」という覚悟は必要
・できるだけ関係がこじれないように、アプローチをするには?
・NOだとしても、今回の結果がもたらす未来は必ずある

友人関係を壊さずに、男友達に告白する方法は?

© Jacob Lund Photography - stock.adobe.com


「友人関係が壊れても仕方ない」という覚悟は必要

「一応女性として見てもらっていることは間違いない」けれど、「恋愛対象なのかはよく分からない」とトピ主さん。遠距離に住んでいるため、年に数回、仕事の用事で行きあうたびに二人きりで会っているものの、遊んでご飯へ行って解散、というのが常。双方ともお酒を飲まないので、健全な雰囲気で切り出しにくい、といった記述もあります。


二人きりでたくさん会っているとなれば、人として好意を持っているのは確かだと思います。しかし現状、彼のほうからのアプローチ行動はない。理由はどうあれ、「これ以上は踏み込まない」という選択をお互いが続ければ、状況は変わらないでしょう。となると、やはり「恋人になりたい」と願う側が行動してみるしか、関係を変えるきっかけはない、ということになります。

ただその場合、「友人関係を失うかもしれない覚悟」は必要です。逆の立場になって想像するとわかりやすいと思いますが、片方だけが友達のラインを越えたいと願ってそれを行動に移した場合、それまでと同じように“友人”として付き合っていくことは、すぐには難しいケースが多いように思います。

「はっきり言ってしまうと、友人としてもダメになってしまうのでは?と堂々巡り」とのことですが、ダメになってしまう覚悟ができてから、アプローチを始めてみるのもひとつ。その覚悟がないままにアプローチをしてしまうと、望まない結果となってしまったとき、「やっぱり、しなきゃよかった」という強い後悔が残ってしまうように思います。


それに、好きになってしまった以上、「トピ主さんにとっては、すでに“友人”関係ではない」という考え方もできます。会えなくなるのが嫌ならば、もうしばらく友達でいるのもひとつですが、「今の関係ではもう我慢ができない」という段階まできているならば、その覚悟ができるといいですね。

できるだけ関係がこじれないように、アプローチをするには?

もちろん、最大限、慎重にアプローチ行動をしていくことは可能です。彼はあまり恋愛経験がないとのこと。今までトピ主さんがしてきたアピールは、全く気が付いてもらえなかった様子。そういう相手だからこそ、いきなり告白をしてしまうと逃げ道がなくなり、追い詰められてしまうかも。「友達か恋人かを今すぐ決めなければ」というプレッシャーで、逃げてしまうかもしれません。

ですので、まずは今までよりは強くほのめかす形で、反応を探ってみてはいかがでしょうか。
別れ際に「もう少し一緒に過ごさない?」と提案してみる。「◯◯くんと付き合ったら、こんな感じで楽しいのかな?」などと軽くジャブを打ってみる。じっと何秒か見つめてみる。肩や背中に触れてみる……などの方法が考えられます。

告白は最終手段として取っておき、急がず焦らず、彼のほうにも考える時間をあげましょう。

多少戸惑ったとしても、彼がトピ主さんから距離を取るような反応をしなければ、また次の機会にもう一歩……と少しずつ近づいてみる。彼も好意を持っているならば、どこかの時点でグッと仲が深まるタイミングが来るかもしれません。

NOだとしても、今回の結果がもたらす未来は必ずある

しかし「これ以上、距離を縮められたくないのだな」と思えるような拒否の態度を彼が取ったときは、スッと引くことが肝心です。
その後はこちらから「会おう」とは誘わず、しばらく受け身での関係に徹するのがベストだと思います。

「やはりトピ主さんとのことを失いたくない」と思えば彼のほうから行動してくるでしょうし、友人に戻るにしても、少しほとぼりを覚ます時間を設けたほうがベターでしょう。

もちろん、そのまま疎遠になってしまう可能性もあります。その場合は、残念ですが「アプローチした結果だから、受け入れるしかない」と受け止めていきましょう。

それに、一対一の異性の友人関係は、どちらかに特定の相手ができてしまうと、自然に疎遠になってしまうケースも少なくないもの。「早めに答えが出てよかった」「私の運命の相手はこの人じゃなかった、というだけだ!」とすっぱり諦め、前に進んでいくのが最善だと思います。

何度か片思いを経て、ようやく交際相手にたどり着いたときに、「今回はスルスルと付き合うことになって……」なんて語る人は少なくないもの。タイミングなども含め、運命の相手とは、それほど難なく交際にシフトしていくものなのかもしれません。


今回の彼がそういう相手かどうかは神のみぞ知るところですが、人を好きになれるというのは、それだけで喜ばしいことではないでしょうか。その喜びを胸に、明るい気持ちでアプローチしていけるといいですね。応援しています!
(外山ゆひら)

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