タイプだと言われたけれど…。「恋の進め方」がわかりません!
「後輩が自分を好きらしいと聞いたが、恋の進め方がわからない」という女性の投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。
39歳のトピ主さんは先日、20歳代の後輩が「トピ主さんが好き」だと言っていた……と間接的に聞いたとか。その彼がタイプということもあり、舞い上がっているそうですが、相手は年下ということもあり、及び腰。「みなさんはどうやって恋愛まで発展させましたか?」とアドバイスを求めています。
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「行動しない選択」をしている自分の癖や考え方に気付こう
今までも、タイプと言われることは数多くあったものの、特に行動はしてこなかったとのこと。「どうせまたなんの進展もなく、彼もまた別の彼女ができて結婚するんだろうな…と思うと悲しくなる」とのことですが、トピ主さんからも好意を示していれば、成就したケースはいくつかあったのではないかと推察します。
しかし、トピ主さんは動かなかった。進展の可能性がありそうな相手でも、傷ついたり、面倒が起こったりなど、自分から行動することによるリスクを考えた結果、「しないほう」を選んできた。
それがいい・悪いという話ではなく、自分の考えや行動の“癖”が、今までの自分の歴史を作ってきている――という可能性はひとつ自覚しておくといいと思います。
「縁があれば自然にことは進みますし、男性はアプローチしてきますよね」とのことですが、世の中には、アプローチしたくてもうまくできず諦めてしまう男性もいますし、女性から好きだと言ってもらえたら意識する、という男性だっているもの。一概に「男性は、好きならアプローチしてくるもの」とは決めつけないほうが得策でしょう。
投稿を読む限り、トピ主さんは「パートナーがいない人生になっても構わない」と思っている節もあり、恋愛になりそうな“チャンス”への執着心が薄いのかもしれませんね。あるいは、極端にリスクを怖がっている、という可能性も感じました。いずれにしても、今回の彼とは交際したい!と願うならば、意識的に「いつもと違う考え方や行動」を選択してみると、異なる展開が期待できるように思います。
「本当に気が合うかどうか」は、これから次第!?
のちの投稿では、「無難だから(彼は自分がタイプだと)挙げただけだとスッキリしたので、放置しておきます」なんて結論を書かれていますが、“完全になかったこと”にする必要はないのではないでしょうか。間接的であっても、「好きだ」と言ってくれている男性ならば拒まれる可能性は少ないでしょうし、「話す機会を増やす」程度のことは頑張ってみるのも一案です。
何より、彼が「本気」になるかどうかは、これから次第。たくさん話してみて、二人で過ごしてみて、「もっともっと好き」になるかどうか。それを探っていく時間が、お互いに必要なように思いました。
気負わず気楽に、かつ焦らずに接していこう!
『軽く「あの人タイプ」ぐらいに言った言葉で、不惑になろうとしてるオバサンが舞い上がって迫りすぎるのは気持ち悪いでしょうし』とのことですが、気持ち悪いかどうかは、アプローチの仕方次第です。「タイプだと言ったんだから、本気になってくれて当然でしょ?」なんて傲慢な態度で迫ったり、突然、積極的に言い寄ったりし始めれば、年齢に関わらず、男性は引いてしまうでしょう。
逆に言えば、謙虚さと節度を忘れず、かつあまり気負うことなく気楽に接することができれば、かなりの確率で“大丈夫”だと思いますよ。それに、今の年齢のトピ主さんを好きだ、タイプだと言ってくれているなら、「私なんて」と思うのは逆に失礼、という考え方もできます。「年齢差があるのに、有難いことだよな」なんて前向きに捉えられるようになるといいですね。
もしも、彼が今までの男性と同じく、そのうち他の女性と付き合い始めた姿を想像したら、トピ主さんはどう感じますか? 「それは超ショック!」なんて思うならば、このチャンスをみすみす逃す手はないのでは?
肩の力を抜いて、「まずは友達になろう」「少しだけ距離を縮める努力をしてみよう」くらいのスタンスで、帰りがけの飲み会でも、ランチでも何でもいいので、まずはとにかく接触の機会を増やしてみてはいかがでしょうか。
いきなり「付き合うこと」を目指すのではなく、まずは第1ステップとして、「プライベートでも連絡を取り合えるくらいの仲になること」を目標にしてみるといいかもしれませんね。嬉しいチャンスですし、少しずつ、大事にステップを進めていきましょう。応援しています。
(外山ゆひら)