漠然とした不安が消えません…。国際結婚、踏み切るには!?

「結婚に踏み切れたきっかけを教えて欲しい」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんは20代前半。交際4年になるアメリカ人の彼が今夏に仕事で帰国するため、トピ主さんが日本での仕事を辞めてついていくのか(=結婚)について長らく話し合っているそうです。「9割くらいはついて行く!と決心できても、あとの1割なにか漠然とした不安がある」と悩める心境を綴っています。

目次

・「漠然とした不安」をなくす方法は?
・(1) 決断後に得られる「喜び」「幸せ」を思い浮かべてみる
・(2) 不安になる理由を、徹底的に検証してみる
・(3)「自分の心だけに従って生きる!」と決める

漠然とした不安が消えません…。国際結婚、踏み切るには!?

©bigfoot - stock.adobe.com


「漠然とした不安」をなくす方法は?

「ありのままの自分を出せる人、信頼できる人に出会えたことを私はとても幸せに感じています」とトピ主さん。彼への思いや結婚自体に迷いがあるわけではないようですね。

彼の収入で十分暮らしていけそうな状況で、渡米後も露頭に迷う心配はない。しかし1割の不安が消えてくれない。
「思い切って踏み切れば気にならない不安なのか、気にするべき不安なのか」悩んでしまう……と綴られています。

日本人どうしの結婚でも、マリッジブルーはつきもの。トピ主さんの場合は、退職や海外移住という変化もあるわけで、多少の不安はあって当然。「行ってみてうまく行かなければ、日本へ帰ってくればいいんだし!」。そう思えばラクになるようにも思いますが、不安がどうしても消えないときは、以下3つのプロセスもぜひ試してみてください。

(1) 決断後に得られる「喜び」「幸せ」を思い浮かべてみる

・大好きな彼の側にずっといられる
・新しい家庭が築ける
・海外で暮らす楽しさ、新鮮な刺激を得られる
・人生の可能性が広がる

「彼と国際結婚してアメリカに住んでいる未来」を思い浮かべてみたとき、トピ主さんは暗い気持ちになりますか? 

あまり明るい気持ちになれない場合や、「今の仕事を続け、慣れ親しんだ家族や土地、友達の近くで暮らしていく未来のほうが自分に合っている」と感じてしまうならば、それが答えかもしれません。

しかし渡米後の幸せなイメージが浮かんだならば、ぜひ1割の不安よりも、そちらを見つめてみてください。そもそも今までの人生、いつも「不安のない100%満たされた環境」にいただろうか…?といった自問自答も役立つかもしれません。


その選択で得られるプラス面を見つめられるようになれば、「私は彼とふたりで幸せになるために、アメリカへ行くんだ!」という真っ直ぐな気持ちが生まれてくるかもしれません。

(2) 不安になる理由を、徹底的に検証してみる

続いて、不安を生み出している理由をピックアップしてみましょう。おそらく、以下のような内容が挙げられるのではと思います。

・仕事を失うことへの不安
・知らない土地で暮らすこと、現地のコミュニティに馴染めるのかという不安
・友達や家族と離れることや、若い自分たちだけでやっていけるのかという不安
・決断の責任を負うことへの不安

投稿には、「今まで親に敷かれたレールを歩いてきたような私なので、決めらない自分が嫌になります」という記述も。自分で決断するというのはイコール、自分で責任を負うこと。しかし一方で、「自分の好きに決めていい」「一度決めたことも、いつでも変える自由がある」ということでもあります。

しかもトピ主さんには、側で寄り添ってくれる彼がいる。日本の家族や友達だって応援してくれるでしょうし、どうしてもつらくなったら日本に帰る家もある。
見方を変えれば、「自分で生きる道を決めても、ひとりじゃない。なんて有難い、心強い環境なんだろう」と思うこともできるような気がします。

(3)「自分の心だけに従って生きる!」と決める

最後に最もシンプルながら、一番強力な不安の解消法をお伝えします。それは、自分の「心」だけを行動指針にすること。自分に「これからもずっと彼の側にいたい?」と問いかけてみて、答えがYESならば、それに従うのみ!……というわけです。

彼が日本に移住する可能性はないとのこと。であれば、どんなに考えたところで、トピ主さんの状況では「行くか」「行かないか」の2つの選択肢しかないですよね。今回の決断が吉と出るか凶と出るかは、現状のところまったくの白紙。
「行ってよかった」となるかどうかは、今後のトピ主さん次第でもあります。

「行きたい気持ちがあるんだから行こう!」「アメリカで最高に幸せな生活を送るぞ!」「多少つらいことがあっても、彼と協力して頑張っていけばいい」。そう決めてしまえば、悩んでいたことが嘘のようにスッキリするかもしれません。

どうしても決断ができないならば、その気持ちに正直になり、今すぐの結婚は諦める道も考えてみましょう。本当に惹かれ合っている二人ならば、離れ離れになったとしても、いずれ一緒に生きていける道を選ぶ日が来るようにも思います。トピ主さんにとって、ベストな決断ができますように。応援しています。
(外山ゆひら)
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