相手の浮気に気づいてしまう。”女の勘”が鋭いと幸せになれない!?

「女の勘が鋭いって不幸せなのかも」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんは、1年半交際した彼氏の浮気が原因で別れたばかり。なんとなく勘が働いてカマをかけてみたところ、彼が白状したそうです。過去にも同じようなことが何度かあり、その時は「別れて正解!」と思えたけれど、「今回はかなりキツイ」とのこと。「もっと鈍い女だったら何も疑いもせず上手くいってたのかなと思ってしまう」とつらい心境を吐露しています。

目次

・女の勘は、自分を守ろうとする“心の防犯アラート”かも
・「信頼できる男性」と、末長く交際するためには?

相手の浮気に気づいてしまう。”女の勘”が鋭いと幸せになれない!?

©lev dolgachov - stock.adobe.com


女の勘は、自分を守ろうとする“心の防犯アラート”かも

携帯を見るなど詮索しているわけではないのに、「なんか(浮気が)わかってしまう」というトピ主さん。

勘が働くのは一体何なのか……とのことですが、これはある意味で“心の防犯アラート”と言えるのでは? 「この男性は不誠実だから、悲しい思いをしますよ!」と知らせることで、結果的にはトピ主さんの幸せを守ろうとしてくれている、という考え方もできます。

もちろん、“知らぬが仏”という考え方もあります。
世の中には、相手の男性が浮気をしていても気づかない、あるいは気づかないふりや許すことで関係を継続しているカップルもいますよね。

彼女たちは、トピ主さんが考えるように「女の勘が鈍い」のか、あえて「鈍いふり」をしているのか、あるいは「嫉妬心が極端に少ない」か「相手への関心が低い」のか、それぞれに理由やカップルの関係性があるのだろうと思います。

いずれにせよトピ主さんの場合は、相手の些細な変化に気づいてしまうし、知らぬふりもできないし、浮気は許したくないわけですよね。そういうトピ主さんだからこその魅力もあり、勘が鋭い(=人の言動や心理に敏感)からこそ得られているメリットも、仕事や人付き合いのなかでは必ずあるはず。一生付き合っていくかけがえのない存在は、彼ではなく自分自身です。“この自分”が幸せなパートナーシップを築いていくための道を模索していきましょう。

「信頼できる男性」と、末長く交際するためには?

投稿には、「付き合いが長くなくても、なぜか信用できる人」もいれば、「付き合いが長くても、いつまでも信用できない人」がいる、という記述も。

トピ主さんが過去に浮気や二股をされた男性はいずれも後者のタイプで、最初から「なんか信用できないかも」と思いながらも交際し、でも結局「やっぱり(浮気した)か〜」となって破局を繰り返してきた。


一方で、前者タイプの男性たちと交際した経験もあり、彼らは「最後まで誠実」だったものの、逆にトピ主さんに好きな人ができて振ってしまった……とのこと。

これらの経験を糧にし、「次こそは誠実な男性と長く付き合いたい」と思っているならば、以下のような選択肢があるかと思います。

(1) 最初から「信用できる」と思う男性を意識的に選び、自分もよそ見をしない努力をする

最初から安心できるタイプの男性を選び、そこで安定した関係性を目指すのは、ひとつの良策です。ただ、トピ主さんは逆のタイプに惹かれてしまう傾向もある様子。刺激やドキドキ感を求める人に顕著ですが、異性的魅力にあふれ、女性を安心させない相手だからこそ惹かれてしまう――というのは、恋愛ではままあることです。

ただ、そういう相手との恋愛に「心底懲りた」結果、意識的にそういう相手を選ばなくなる方もいます。もともとタイプではなかった相手で満足できるかはその人次第ですが、「勘が鋭く、浮気に耐えられない自分の性質」をしっかり自覚していれば、誠実に向き合ってくれる男性の有難みも、今までより強く感じられるかもしれません。

(2)「信用できると思うまで付き合わない」もしくは「交際後も安心させすぎないよう努力する」

「心惹かれても、すぐには付き合わない」のも一案。
恋愛感情は瞬間的に盛り上がることもありますが、信頼関係を構築するためには、それなりに時間がかかります。その過程を経てから、ゆっくりパートナーとなるのも良策です。

とはいえ、「交際をしながら信頼関係を育てていくこと」も可能ですし、そうした実例も多くあります。今回の彼はその途中で誠実に向き合うことを放棄したわけですが、トピ主さんに惚れられている自信があり、タカを括っていたのかもしれませんね。そのような事態を避け、真面目に向き合い続けてもらうには、こちら側はどう接していくとベストなのか――。そうした考察にも、今後の幸せのヒントが潜んでいると思います。

彼が好きだった分だけ、浮気に気づいてしまったことや裏切られた悲しみは強いのだろうとお察しします。それでも、鈍感なふりをしてみたところで、一生無理は続かなかったはず。
「いずれ判明してショックを受けるくらいなら、このタイミングでわかってよかった」と考えてみるのもオススメです。

曇りのない幸せな未来を第一に考えれば、“女の勘”はとても心強い存在。失恋から立ち直れた暁にはぜひ味方につけて、妥協なき幸せを見つけてほしいなと思います。応援しています。
(外山ゆひら)
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