ストレスで豹変!? 子どもみたく「甘えてくる男性」に冷めそうです…

「だだっ子みたいに甘えて来る彼、止めてほしい」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

トピ主さんは出張で海外にいる恋人が、電話越しに突然“だだっ子”のように甘えてくるようになったことに困惑しています。「ストレスを抱えているのはよくわかるので支えてあげたいと思う反面、あきれるというか、冷めてきている」と心境をつづり、あまりストレスを与えずに、この状況を打開するよい方法はないか……とアドバイスを求めています。

目次

・“知らなかった一面”に戸惑うのは当然だけど……
・NOを伝えるときは、どんな伝え方が効果的?
・将来を考えるかどうかの分かれ道かも?

ストレスで豹変!? 子どもみたく「甘えてくる男性」に冷めそうです…

©Lucky Bussines - stock.adobe.com


“知らなかった一面”に戸惑うのは当然だけど……

お互いにアラサーという年齢。「普段の彼は仕事もバリバリこなすし、大人で優しい人」「私の嫌がることはしないように心がけてくれる人」とのこと。仕事のストレスなのか、突然“赤ちゃんがえり”のような態度で甘えてくるようになった彼に対し、トピ主さんは「尊敬の気持ちやときめきが薄れてしまいそう」と関係の危機も感じているようです。

「彼らしくない」と思うようなプライベートな姿を目にすることになったのは、交際1年が経ち、それだけ二人の仲が深まってきた証でもあると思います。戸惑う気持ちもわかりますが、“だだっ子のような姿”も彼の一部であるのは確か。
“大人で優しい”だけが彼の全人格ではなかった、ということなのでしょう。

普段はトピ主さんの笑顔を見たり、直接触れあえたりしていれば、ストレス発散ができ、“甘えたい願望”も収まっていたものの、今回は離れ離れになり、かつ仕事で普段以上に強いストレスがかかったことで、それが表面に出てきたのかもしれませんね。

「今まで通りのしっかりした大人の男性に戻ってもらいたい」という一文も見られますが、そのように「私の望むように相手が変わってくれさえすれば、すべて解決するのに!」という考え方をしていると、問題は悪化しやすく、解決も難しくなりやすいです。

「彼の姿にガッカリした」という自分の感情を否定する必要はないので、「彼にはそういう一面もある」という事実だけを、まずは冷静に受け止めてみましょう。

NOを伝えるときは、どんな伝え方が効果的?

「甘えられたくない」と遠回しに言える自信がない、というトピ主さん。今まで優しく返答してくれていたため、おそらく甘えてもOKだと彼は思っているのでしょう。しかし、このままトピ主さんが我慢し続け、結果的に「完全に冷めた」「別れたい」となるくらいなら、早めにNOを言ってくれたほうが彼もうれしいし、有難いと感じるのではないでしょうか。

こうした悩みはスキンシップで解決することも多いですし、近場なら思いきって「海外に会いに行ってみる」のもひとつ。
あるいは、「自分も彼以上にベタベタと甘えてみる」という方法も有効ですが、抵抗を感じてしまうならば、やはり「甘えの限度や線引きを優しく伝えてみる」のがベストかもしれません。

彼が甘えてきたら、「私も疲れてるから、また今度でもいい?」「今日はそういうのはナシね」などと、彼を全否定しない形で伝える。愛情を伝える言葉も付け添えるといいでしょう。

もしくは甘えられる前に、先んじて「未来の楽しい話をどんどん持ちかけていく」のもいいと思います。「帰国したら〇〇に行こうね」「2週間後には楽しい時間を過ごせるね、あと少しだね」など、今のストレスの先に明確なゴールがあることを示していけば、多少なりとも彼の心を癒せる効果はあるかもしれません。

残り10日ほどですし、トピ主さんが深刻にならずにいられるならば、甘えは適当にうっちゃりながら、「一時的なことかもだし、なりゆきを見守ってみよう」という構えを取ってみるのも一案です。

将来を考えるかどうかの分かれ道かも?

「現状別れることは考えていない」とのことですが、生涯のパートナーとしてやっていくならば、無理なく気持ちや意見を言える関係性を築けるかどうか、気になる部分も含めて相手を許容できるかどうか……は重要なポイントになってきます。

結婚や共同生活となると、互いの気持ちや意見をすり合わせ、着地点を探っていく場面がたくさん出てきます。


それに、相手の意外な一面を見て気持ちが冷めたり、嫌いになったりしてしまうなら、残念ながら一生のパートナーになる相手ではない、ということかもしれません。矛盾に聞こえるかもしれませんが、「相手のここは気になるし嫌だけど、離れることは考えられないし、愛している」という感情は成立します。

交際というのは、お互いを深くわかりあっていく「過程」です。今回の件はある意味、将来を考えるかどうかの分かれ道と言えるかもしれませんね。

“そういう一面がある彼”と、今後も一緒にやっていきたいのか。それはなぜなのか。一緒にいるとするなら、どんなふうに接すれば“そういう彼”と上手に、幸せにやっていけるのか――。先々への視点も持ちながら、ぜひ一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

(外山ゆひら)
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