夢を追う男性との交際は難しい? 「必ず迎えに行く」と言われたけれど…。

夢を追う男性との恋愛に悩む女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは2年間交際中の彼氏から、先日別れを告げられたといいます。彼は飲食店を開く夢を持っており、修行中の身。「今はお前を幸せには出来ない」「俺がしっかり自立して変わって大人になったら、甘えずちゃんとやれるようになったら必ず迎えに行く」などと言われたそうです。

悔しいけど彼がまだ好きだというトピ主さんは、「彼の言葉を本当に信じていいのか、1年くらい待っていれば迎えに来てくれるのか」と悩んでいます。

目次

・別れの口実なの!? 彼の真意は…。
・夢を追いかける男性との交際は難しい?
・「本当に戻ってきたら考えよう」くらいで丁度いいかも

夢を追う男性との交際は難しい? 「必ず迎えに行く」と言われたけれど…。

Khakimullin Aleksandr


別れの口実なの!? 彼の真意は…。

別れの前は話し合う時間も取れず、お互いに感情が蓄積し、「爆発してしまう寸前まで我慢してる日々」だったとか。彼が「夢を追いかけている今の状態で交際を続けるのは難しい」と判断せざるを得なくなった状況が、それなりにあったのだろうと推測します。


経緯はともあれ、今の彼には「交際」が重荷になってしまった。トピ主さんも、そういう状況の彼の決断を受け入れるしかない、という心境には至っているようですね。

とはいえ、今回はいわば“期間限定”の別れの要請。「必ず迎えに行く」とまで言われてしまっては、彼をまだ好きなトピ主さんとしては期待してしまいますよね。読者の中には別れるための口実だと指摘する意見もあるようですが、仮にそうならば「1年くらい待っていてほしい」などと具体的に期待をもたせる発言は避けるようにも思います。

とすれば、おそらく彼のほうもトピ主さんに多少は未練があるのでしょう。「今の自分では無理だけど、夢を叶えた後ならトピ主さんを幸せにできるかもしれない」という言葉も本心かもしれません。ただし、それも“今この瞬間”の気持ちに過ぎず、夢を叶えた後に同じ気持ちでいるかどうかは、彼本人も保証はできないこと。


男女関係では、「一旦離れること」が吉となるケースもあれば、凶となるケースもあり、今後については五分五分という印象を受けました。

夢を追いかける男性との交際は難しい?

夢を追いかけている時期の男性と付き合うのは、なぜ難しいのか。物理的な忙しさもありますが、「恋愛にうつつを抜かしている場合じゃない、一分一秒も惜しい」という心理にも陥りやすく、恋愛を楽しむ心の余裕がなくなりやすいのが一番の理由でしょう。定期的に会って楽しむような交際が難しいことに加えて、先々が不透明で将来の約束もできない――。

そう考えれば、夢を追う時期の男性との交際を円満に継続できるのは、相手の夢が叶うだろうと楽天的に信じられたり、相手が夢を叶えていく過程を一緒に楽しめたり、”普通の交際”を期待せず相手を適度に放っておけたりする女性に限られてくるように思います。

自分の未来を明るく信じていてくれる女性の存在は、男性にとっても心強いもの。頻繁に遊べなくても、顔を合わせれば幸せな笑顔を見せてくれる、離れている間は自分の生活を好きに楽しんで過ごしていてくれる……。そのような女性であれば、夢が叶うまでの時期も乗りきりやすくはなるでしょう。


「夢が叶うまでの時期」と書きましたが、夢を追いかけている男性にしても、一生ずっと追いかけ続ける人は稀(まれ)です。実際に夢を叶える人もいれば、どこかのタイミングで諦める人もいる。夢を追い続けるにしても、がむしゃらに没頭する期間は限定的で、年齢を重ねる中で生活とうまく両立させていけるようになることもあります。

トピ主さんの彼も、おそらく「1年後くらいにはお店を開く」という見込みで動いているからこそ、その期間を口にしたのではないでしょうか。

「本当に戻ってきたら考えよう」くらいで丁度いいかも

無論「夢がある」と言いながら、そのための行動をしていなかったり、目の前の楽しみにかまけていたりしている男性ならば、話は別です。彼が口先ばかりの人物であれば夢を叶える日も、トピ主さんを迎えに来る日も、永遠に来ない可能性が高いでしょう。彼は本気の努力をしているのかどうか。有言実行するだろうと信じられるかどうか。
そのあたりも一度考えてみるといいかもしれませんね。

待つにしても、「その約束だけを頼りにしながら1年間を過ごす」のはおすすめしません。万が一、約束が守られなかったとき、「私の1年を返して!」と言いたくなるような日々の過ごし方はしないほうがベターです。どう転んでもトピ主さんの人生ですから、自分の人生のハンドルは自分で握っておくこと。「彼が本当に戻ってきたら考えよう」と思っているくらいで丁度いいかもしれませんね。

しばらくはつらいでしょうが、「本当に縁がある相手なら、いずれまた接点があるだろう」と腹を据えつつ、新たな可能性も拓いていくのがベストのように思いました。応援しています。

(外山ゆひら)
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