2020年4月13日 12:00|ウーマンエキサイト

今は”外出自粛”をしたいのに…旅行やデートをしたがる彼に困っています

「コロナ流行中なのに旅行やデートをしたがる彼氏に困っています」と題する女性からの投稿が、3月下旬に掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。

10歳年上で、交際2か月になる恋人がいるトピ主さん。新型コロナ感染のリスクを考えて「今は会うのをやめよう」と提案しても、彼はデートの予定を“ゴリ押し”してくるそうです。同居の両親にも配慮したいトピ主さんは、どう言えば彼に理解してもらえるのか……と助言を求めています。

目次

・「相手がどんな人か」を知っていくのが交際初期
・“違い”の多い二人。「相手を理解しようとする姿勢」がより必要なのかも
・自分なりの“譲歩ライン”を決め、提案してみよう

今は”外出自粛”をしたいのに…旅行やデートをしたがる彼に困っています

©triocean


「相手がどんな人か」を知っていくのが交際初期

彼が主張するには、「今は二人にとって大事な時期」「異動で休みが変わるから、今のうちに会いたい」とのこと。一方のトピ主さんは非常に専門性の高いフリーランスで、同居の両親は経営者と医療関係者。自分も父も「病気になったら安心して休めるという環境ではない」ことから、十分に警戒をしているそうです。

読者からは「彼は自分勝手だ、別れたほうがいい」という助言が多数寄せられていますが、トピ主さんはそこまで考えておらず、「私自身も彼と会いたい気持ちがないわけではない」「日帰りならば問題ないとは思う」とのこと。
「話して通じる方法を模索したかった」という記述もありますし、今回は「別れる」という選択肢はいったん傍に置いておきましょう。

交際2か月と言えば、まだまだ「相手がどんな人か」を知っていく関係構築の初期段階。彼はどんな性格でどんな状況にあるのか、相手を理解しようとする姿勢はあるか……といった観点から、まずは考えていきましょう。

“違い”の多い二人。「相手を理解しようとする姿勢」がより必要なのかも

コロナ以前から彼はマイペースで、「忙しい」「締め切り前でヤバい」と断っても、「お願いだから一時間だけ!」「じゃあ近所まで行くよ!」などと会いたがるケースが多かったとか。恋人と会う必要頻度は人によって大きく異なり、月一回でも平気という人もいれば、毎日会いたいという人もいますが、どうやら彼は後者の模様。恋愛関係において「会うこと」が最重要と考えるタイプだと推測できます。だからこそ、「会えないと気持ちが離れてしまう」という不安も強く感じているのかもしれません。


さらに投稿内容から、彼はひとり暮らしのサラリーマンとお見受けしました。社会不安や閉塞感が増大する今、家でひとり過ごす不安感は、家族で暮らすトピ主さんに比べて大きいのかもしれません。「こういう時期だからこそ、恋人といたい」と感じている可能性も推測できます。

一方で、同居家族に気を遣うトピ主さんの感覚は、彼にはピンときていない可能性も。万が一感染した場合、「仕事(とついでに人生が)がパァになったらどうするの!」とまでの強い危機感を覚えるフリーランスの気持ちも、いまいち理解できないのでしょう。同様にトピ主さんも、サラリーマンにとっての休日や職場異動の感覚は、わかりづらいのではないでしょうか。

慎重さや危機管理意識などにも違いがあるのでしょうが、こう見てくると、「二人の置かれている立場や環境が大きく違うこと」も今回の悩みに繋がっていると感じました。10歳の年齢差もあるとのことですし、お互いに、自分と異なる状況にある相手を少しでも理解しようと努め、協調の姿勢を持てるかどうか――。
今後も含め、この点が二人の交際継続の鍵になってくるかと思います。

自分なりの“譲歩ライン”を決め、提案してみよう

折り合いをつけたいとき、まず重要なのはコミュニケーションです。トピ主さん側としては、「自分が仕事をいかに大事に思っているか」や「フリーランスの厳しさ」「家族の事情」などを今一度、丁寧に伝えてみる。彼側の状況や考えも、より深く聞いてみましょう。その上で、「私はこのラインまでなら譲れる。これ以上は無理」という“線引き”を設定してみてください。

今回で言えば、
<1>「今は絶対に会わない」と決め、それ以外の関わり方を工夫するか
<2>「ちょっと会うだけならOK」と決め、リスクの少ない会い方を工夫するか
このどちらかになるかと思います。

<1>の場合、「無理して会って感染したら、それこそ仲違いしてしまう。
交際を続けるために今は控えたい」と伝え、「会えない分、接触の頻度を増やそう」と提案してみるのが最適かと思います。オンラインで顔を見ながら毎日話す、いつもより頻繁にメッセージのやり取りをする……等々、トピ主さん側も努力は必要かもしれませんが、“いつも以上”のコミュニケーションを取っていくといいでしょう。

<2>の場合、日中に短時間、“三密”を避けて会える形を考えてみては。人の少ない公園や土手などで1時間程度の散歩をする、どちらかの家で映画を1本だけ見て帰る、等々。「相手の顔を見られれば、とりあえずの満足は得られる」と考え、今までのデートの形に拘らないことが肝心です。いつまでこの状況が続くかはわかりませんが、いずれまた必ず、気兼ねなく外で長時間のデートができる時期が来る。そのときの具体的な旅先やデートプランなど、楽しい話題を心がけていくといいでしょう。

ただし、こちらが折り合いの提案をしても、彼が自分の主張ばかりを押し通そうとするのであれば、今後の関係について考え直してもいいかもしれませんね。
「不安やストレスの強い状況下でも、思いやりを示しあえる相手かどうか」が試されているのかも……?なんて捉えてみるのも一案です。応援しています。
(外山ゆひら)

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