流れ星に願い事を唱える理由【今夜はふたご座流星群がピーク!】
流れ星を見かけたら「あ、願い事しなきゃ!」と思いますよね。とはいえ、流れ星が見られるのはほんの一瞬。願い事を唱えるひまもなく消えてしまった……なんて経験をしたことがある人は少なくないのでは?
そもそも、なぜ流れ星に願い事をするのでしょうか。また、願い事は3回唱えるとかなうといわれていますが、その「3回」という数字には何か意味があるのでしょうか。
この記事では、流れ星に願い事をするようになった由来や、3回唱える理由について解説します。
■流れ星へ願い事をするようになった由来とは?
諸説ありますが流れ星に願い事をする習慣は、日本独自のものではなく、海外から伝わってきたものとされています。
特にヨーロッパ文化の多くにはキリスト教が関係しており、流れ星へ願い事をすることも、その背景にはキリスト教の影響が強く反映されていると考えられています。
◇流れ星は天国のドームが開くサイン
キリスト教では天国に神様がいるとされていて、その神様が地上の様子を確認するために、時々天国のドームを開けると信じられています。
流れ星は、その際に零れ落ちた天国の光のかけら。そのため、流れ星が光っている間は開いたドームから神様に声が届くとされ、願い事を唱えるようになったといわれています。