「何も…聞こえない?」新居に”謎のカセットテープ”が…前の住人の物かと思い調べてみると→次々と事実が明らかになりスカッと!
アカマツの手紙への恐怖心はすっかり好奇心に変わります。
ある日、アカマツが家に帰るとクロキという訪問者が……。
彼は…
彼は、以前の住人であるヒイラギにファンレターを送った人物でした。
どうもヒイラギはあぶり出し以外の手紙は受けとらない変わりものだったようです。
そして、結婚式の招待状を普通の手紙で送ってしまったため、ヒイラギが怒っていると思い、クロキは訪ねてきたのでした。
アカマツは、ヒイラギが亡くなっていること、そして無音のテープをクロキに差し出します。
以前は無音だと思ったそのテープ、なんとその中身はクロキに向けた祝福の曲でした。
「喧嘩別れではなかった」と安心したクロキは去り際に「今度はあなたのライブに行きます」とアカマツに約束します。
しかし、忙しくてしばらく練習をしていないアカマツは自分にライブなんてと、あきらめ気味です。
するとスマホに着信が…
クロキを名乗るその声は「君の曲は良かった」と伝えて切れました。
アカマツはギターを手に取り再び頑張ることを決心したのでした。
すべてはヒイラギの……
志半ばで世を去ったヒイラギは、アカマツを見てもどかしかったのかも?
クロキが家を訪ねたのも、もしかしたらヒイラギの仕業かもしれませんね。