自然派だからといって安心ではない!化粧品でかぶれないための注意点
新製品の化粧品に変えたらかぶれた、試供品の化粧品を使ったらかぶれた、などの経験がある方は多いと思います。そんな時、みなさんはどう対処していますか。対処を間違えると、悪化して病院のお世話になったり、後にシミなどが残ってしまうかもしれません。そうならない為にも、しっかり予防や対策を立てておきましょう。
■1.かぶれの原因
かぶれとは化学物質などに触れて皮膚に湿疹ができる、赤くなる、痒みが出る、などの症状を起こす現象で、接触皮膚炎と呼ばれています。
化学物質と書くと多くの人は「自然(植物)抽出物(エキス)」なら安全と思うかもしれませんが、実は自然抽出物も何百種類の化学式で表される物質と言ってもよいのです。従って、自然由来、抽出物だからと言って、安全、かぶれない、とは言えませんので注意が必要です。
オーガニック化粧品が流行っていますが、自身が植物アレルギーを持っていれば、かぶれてしまう可能性は高いです。
オーガニック=安全ということではありませんので注意してください。
化粧品は本来化学物質を活用して製造された、肌を健康に美しくする工業製品です。勿論、多くのメーカーは出荷前に製品の安全性を様々なテストを行い、確認した上で市場に出していますが、人により肌質は異なりますので、かぶれの症状は起こってしまうことは避けられないのが現状です。