恋愛の好き嫌いの分岐点が4つのポイントで決まるワケ
気になる人ができても会話がいまひとつ盛り上がらなかったり、相手から良い反応が得られないと「私に興味ないんだ・・・・・・」と感じて、「別の人にアプローチしようかな」と諦めてしまう女子はいませんか?
でも、ただ話しかけるだけではなく、会話をもう一工夫するだけで恋が発展する確率がグンとアップするかも。
今回はそんな「恋愛の好き嫌いの分岐点」について斎藤勇著の『心理分析ができる本』を参考にご紹介します。
■1.自分を肯定されると人は好きになる
「人は肯定的に評価されると、自信が生まれ、不安が取り除かれるのです。
特に、信頼する相手や尊敬している相手からうなずかれ、認められるとさらに効果は上がります。
そんな自己肯定感を与えてくれる相手に、人は好意を抱くのです。」
会話中、相手が「そうだよね~」「大変だったね」と同意してくれると、好感を持つ女子も多いのでは?
無理に同意をしても疑わしく見られてしまいますが、積極的に相手の仕事を褒めたり、趣味に興味を示したり。
彼を認めてあげる姿勢を取ってあげると、ふたりの距離は縮まりやすくなります。
男性も自分を受け入れてくれる相手とわかれば、自然と心を許すようになるので、初対面の男性と話す時はぜひ意識してみてくださいね。
■2.話が合うと分かると人は好きになる
「心理学では、自分と同じ態度をもっている人に対して好意を感じるとしています(中略)
『あの人とは何でも話があう』といった関係になることが、親密な関係になる第一歩なのです。」
合コンや街コンに参加して、話が弾んだ相手とはもっと仲良くなりたいと思いますよね。
趣味が合ったり、考え方が合ったりと共通点があることで、人は相手に共感し、相手のことをもっと知りたくなります。
彼の仕事柄、好きな食べ物、休日の過ごし方など共通点は何でも構いません。
あなたなりに気になることがあれば「◯◯さんとは話が合うと思う」とひと言相手に伝えるだけでも、彼はあなたに興味を示し、関係を深めたいと思うようになりますよ。
■3.アフター5で人は好きになる
「人は仕事のようにフォーマルな関係では、失敗がないようにつねに自己を抑えています。(中略)
しかし、仕事の場を離れ、相手が身内だと思えばリラックスし、安心して本来の自分を出してつき合えるのです。」
バイト先の先輩や会社の同僚のことが気になっているのなら、女性から飲みに誘ったり、プライベートで会えるかどうか誘ってみては?
仕事を頑張る姿勢を見せることは大事ですが、プライベートで顔を合わせることで初めて分かる一面もあります。
彼との関係が学校、仕事上だけの付き合いだったら、積極的に声をかけてみて。ある調査でも女性から誘うことで、男性の約7割は誘いに乗ってくる結果が出ています。
フォーマルでいい関係になったなら、早めにプライベートでも仲良くなれるといいですね。
■4.心理的報酬で人は好きになる
「バレンタインデーにチョコレートをもらった男性は、ホワイトデーのお返しに頭を悩めます。
愛情は物ではありませんから、交換的と考えなくてもよさそうですが、それでは二人の関係が悪くなってしまいます。
恋人関係はもっとも情的で交換的ではないはずなのですが、実際はかなり交換的です。」
あなたも彼から誕生日プレゼントをもらったり、ご飯を奢ってもらえると相手に少しずつ好感を抱きませんか?
たとえ好意のない相手でも、自分にあれこれと尽くしてくれると、人によっては根負けして交際に発展する女性も少なくないものです。
なので、ひとり暮らしをしている彼のために差し入れを持って行ったり、仕事で疲れている彼を慰めてあげたり。
都合のいい女性にならない程度に尽くしてあげることで、彼に好意を持たれる確率は格段にアップするはずです。
■おわりに
いかがでしたか。初対面の時ほど注意したポイントばかりでしたね。
自分から好意を見せることで、相手も自然とあなたに好意を持って話しかけてきます。恋愛のきっかけを掴むためにも、ぜひ意識してみてくださいね。
(柚木深つばさ/ハウコレ)
【参考文献】
「心理分析ができる本」齋藤勇著(三笠書房)