キレイになりたいなら「出す」ことが大切!デトックスの基本知識
最近では、当たり前のように耳にする「デトックス」とういう言葉ですが、本来「デトックス」とは、何をすることなのか正しく知っていますか?
岩盤浴やホットヨガなどで汗をかくだけが、「デトックス」ではないのです。
今回は、正しい「デトックス」の知識とその方法についてご紹介します。
■デトックスとは?
「デトックス」の意味は。
「DE デ」フランス語で取り除くということ。
「TOX トックス」医学用語で毒という意味です。
身体にとっての毒とは、有害ミネラル(人間にとっては、必要なミネラルとそうでないミネラルがあります)がそれにあたり、有害物質によって、私たちの細胞の働きや代謝が落ちてしまいます。
■4大有害ミネラル
では、有害物質にはどのようなものがあるのでしょうか?
1、水銀:魚介類、歯のつめもの、予防接種のワクチン
長生きしている魚や高く脂ののった魚に多い(クジラ・マグロ・カジキ)
2、ヒ素:農薬、海藻、魚介類
農薬をまく地方の地下はヒ素が多い可能性あり。
海外製のドライフルーツは、農薬検査を初回しか行わないために農薬が多い可能性あり。
3、カドミウム:魚介類、たばこ、水、穀物(イモ類)
4、鉛:排気ガス、水、タバコ、PM2.5、黄砂、魚介類
■有害ミネラルの侵入経路
有害物質は主に、鼻・口・皮膚から侵入します。
有害物質は私たちの日々の食べ物や外気に含まれています。
飽食の時代である現代は、必要以上にものを食べるようになっているので、昔に比べて、体内に余計なものまで入るようになってしまっています。
そのため、「デトックス」がとても重要となるのです。
■有害ミネラルの排出経路
「デトックス」=汗をかく、と思っている方はとても多いです。もちろん汗をかくこともとても大切ですが、実は体内で排出する割合は下記のようになっています。
1、便→75%
2、尿→20%
3、汗・涙→3%
4、毛髪→1%
5、爪→1%
実は「デトックス」の75%が便によるものだったのです。腸内環境を整え、有害物質を排出するめぐりの良い体を作ることが大切です。
■デトックスの方法
「デトックス」の主な方法をご紹介します。
1、食物繊維、大腸に届く乳酸菌(胃酸で壊れないもの)小腸に届く乳酸菌(免疫力)を摂る
2、腸内洗浄
3、アミノ酸点滴(有害物質を血中でキャッチする効果)
4、S(イオウ分)を含む食事→ニンニク・葱・玉ねぎ・パセリ・ニラ・パクチー・生姜・
わさびなどは血中の有害物質を体外へ促す
5、適度な運動
6、クエン酸の摂取
7、免疫力を上げる
8、血行改善
9、水分補給
10、半身浴
11、睡眠
12、肝臓機能のUP
「汗をかく」以外にも、上記のような方法で効果的にデトックスすることができます。
■おわりに
いかがでしたか?
昔は、有害物質が出ていく力の方が大きかったのですが、環境の変化や食生活の変化によって、「入る>出る」になってしまっています。
そのため現代では積極的にデトックスを行うことが、身体にもお肌にも必要なのです。
有害物質は、美容だけでなく、私たちの健康まで脅かしてしまいます。
栄養素などを補うだけではなく、正しいデトックスで、身体の中から有害物質を追い出すことを目指してください。
(斎藤可奈子/ハウコレ)