毎年、花粉が飛ぶ季節には気分がブルーになってしまう人も多いのでは?実は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで手軽に手に入る材料でできる、東洋医学をベースに薬膳的な効果のあるドリンクやメニューがあるのです。
あまり知られてはいませんが、花粉症は透明な鼻水のひどい「寒証タイプ」と、粘り気のある少量の鼻水で鼻づまりのひどい「熱証タイプ」に分かれるのが特徴。それぞれのタイプに合わせて、効果的なティータイムやヘルシーランチを、薬膳師であるマダム晴子がワンポイントアドバイスと一緒にご紹介致します。
■1.蕗のとう・ふき
花粉症対策の薬膳食品と言えば蕗のとうです。蕗にはセスキテルペンの一種であるフキノール酸が含まれています。抗アレルギー作用があり、ヒスタミンなどが体内で放出されるのを抑え、鼻づまりの原因となるロイコトリエンの放出を抑制する作用があります。
■2.ミントガム
アレルギー体質が原因で、花粉症の季節になると目の充血や痒みに悩まされるタイプにはミントが効果的です。ミントはコンビニのレジの前にガムやキャンディとして売られていますよね。
目の充血の他にも、花粉による喉の腫れにも効果がありますので、継続的に続けてみてください。