占星術をもっと深く知ろう!~水星・火星・木星・土星編~
自ら発する力という意味から、行動力や勢いとも結び付けられ、男性的なパワーと男性性の象徴でもあります。
一方、過去には火星にも水があり、四季が訪れる惑星であることがわかったそうです。バイタリティーや精神力などのパワーには波があり、行動にムラが出てしまうこともありますが、力の強弱や加減は、火星に四季があることで説明がついてしまうのかもしれません。
■木星
遠い昔から「希望の星」と呼ばれてきた木星は、10天体の中でも最も大きな惑星で、地球の10倍以上の大きさがあり、太陽の1.5~2倍の熱が内部から放射されているそうです。莫大なエネルギーとスケールは、木星が象徴する偉大さや拡大にマッチしています。無限に広がるイメージは、挑戦とチャンス、可能性、夢や希望などにも結び付けられ、幸運の星として君臨したのでしょう。木星にはリングがあり、オーロラも発生するそうです。地球をおよそ12年で一周する木星は、1年に1星座を進行し、木星が位置する星座には、12年に1度の幸運期が訪れると言われています。
■土星
10天体の中で最も美しいリングを持つ土星には、雲の渦とオーロラがあります。地球を約29年で一周する土星は、人間が成長する上でのターニングポイントとなるおよそ7年の周期を与えることから、試練や制限などの過酷なニュアンスを象徴します。