・・・帰宅時、ターミナル駅のホームで電車を待っていると、向かいのホームに彼氏の姿を見つけました。声をかけようと思いましたが、すぐに電車がやってきて、彼の姿は見えなくなりました。電車の行先は「三○駅」になっていて、その駅は彼の自宅と反対の方向なのです。彼の後を追おうかどうしようかと迷っているうちに私のホームにも電車が到着しました。混み合う車内から向かいのホームを見ると、驚いたことに彼はまだホームにいて、私に気がついたようでした。慌てて電車から出ようとしたら、目の前でドアが閉まってしまいました。
これは30代女性の見た夢です。互いの忙しさのため恋人とのすれ違いが多く、恋愛関係に悩んでいたそうです。
ターミナル駅は人間関係や物事の転換期を象徴します。そして、身近な人や恋人が現われる場合、互いの進路や立ち位置の違いをあらわします。
では駅にまつわる夢のいくつかをご紹介しましょう。
■ホームの夢
駅のホームにいる夢は、自身を取り巻く人間関係の転換点を暗示します。恋人と使うホームが違うのは恋愛関係のすれ違い、人生の進路の違い、互いの人生の行先の違いを象徴します。ホームが多いほど迷いが多く、対面のホームであれば、現在のすれ違い・勘違いや意思の疎通の悪さなど、コミュニケーションの方法に根本的な原因があることを示唆します。