ただ温めればいいってわけじゃない!あなたは「温」?それとも「寒」?
最近、美容業界では、化粧品に漢方を配合するメーカーが注目され、漢方独自の考え方である「熱」と「寒」への関心が高まっています。健やかで美しい肌づくりやダイエット、むくみ解消のために、常に体を温めているという女性は多いはず。ですが、体質によって温めるより冷やすことが必要な人もいます。自分は「寒」「熱」のどちらが必要なのかを知り、健康な体づくりに役立てましょう。
■漢方の考え方にある「寒熱」とは
漢方の考え方に、太陽と月、夏と冬、火と氷のように、万物は「熱」と「寒」に分類できると考える「寒熱学説」があります。
物だけでなく、体質でも、たとえば手が冷たいなら「寒」、手が温かいなら「熱」に分類され、自分がどちらのタイプかを把握してから、温めるべきか冷やすべきかが決まります。最近、靴下を数枚重ねて履いたり、白湯を飲む美容法が流行っていますが、本当に自分に必要かどうか、次を参考にして確認しましょう。
■常に顔色、体温をチェックすることが重要!
まず、自分が「寒」性なのか「温」性なのかを確認するために、手足の体温、顔色チェックをしてみましょう。
最近、若い女性に多くみられる「冷え性」は、まぎれもなく「寒」。