・・・知らないお婆さんを連れています。白いビルの中、たくさんの人が歩いていて、私はお婆さんと二人でいます。そのうちお婆さんは屋上を横切って、向うのトイレへひとりで歩いていきました。屋上から見た空がとても鮮やかなブルーだったのが目に焼き付いています。
当時20代の女性が見た夢ですが、それから数日後、彼女の祖母が他界されたそうです。白は悲しみをあらわし、鮮やかな青空は昇華、天国・冥界との境界を象徴します。では色にまつわる夢のいくつかをご紹介しましょう。
■黒が印象的な夢
・・・父の葬式の夢を見ました。
参列者はまったく見なかったのですが、ただ父の遺影だけがはっきりと夢に出ていて、私はただ泣くだけでした。起きてからもしばらく涙が止まりませんでした。それから10日ほどして、父が突然の事故で亡くなりました。
これは当時30代の女性の実例ですが、遺影の黒と白のコントラストは身近な人の不幸を暗示することがあります。黒色は良い意味でも悪い意味でも運気の強さをあらわし、吉凶両面を持つ色です。そこに白色の悲しみのアクセントが加わると、思いがけない事故を暗示することになります。
■赤が印象的な夢
・・・黒い壁が延々と塀のように続いています。