また、UV-Bは雲やガラスはほとんど通さないものの、肌を赤くさせ乾燥や肌荒れの原因をつくります。ふだんはUV-A、レジャーへ出かけるときはUV-Bにより注意すると良いでしょう。
■UVケア商品に書いてあるSPF、PAって何?
それでは実際にUVケア商品を選ぶ際、UV-AとUV-Bをどのように防げばよいのでしょうか。このとき参考にしたいのが、UVケア商品に記載のある「PA」と「SPF」の数値です。
まず、生活の中で日焼けをおこすUV-Aの場合「PA」に注目しましょう。PAは+、++、+++、++++の4段階に別れており、+が大きいほどUV-Aの防止効果が高いと言われています。
続いてレジャー時の紫外線UV-Bですが、こちらは「SPF」の数値を確認してくださいね。SPFは紫外線を浴びてから肌が日焼けをおこすまでの時間をどれだけ伸ばせるかの基準となります。
日本人の場合、色白の人で約20分、普通肌の人で約25分、色黒の人で30分で日焼けを起こすと言われていますので、普通肌の方がSPF50のUVケア商品を使った場合、約50倍の「1250分(約20時間)」日焼けによって肌が赤くなるのを防ぐことができるというわけです。