口紅、リップクリーム、ペットボトル……細菌増殖による体調不良に要注意!
気温の上昇に伴って気になるのが、細菌の繁殖。というと食中毒を思い浮かべる人もいると思いますが、食品と同時に意識すべきことがまだまだありました。体調不良や肌の不調に見舞われないためにも、普段、どんなことに気を付けたらいいか、どんなケアをしたらいいのかをご紹介します。
■口に触れるものに細心の注意を!
専門的なデータによると、口の中にはさまざまな細菌が生息し、普段は唾液の自浄の働きで洗い流されますが、疲労やストレスなどで免疫力が低下すると増殖し、病気を引き起こすことがあるそうです。
細菌は、「口に触れるもの」から入り込むことがあり、高温多湿の時期にその増殖率は高くなるため、今はもちろん夏場は特に十分な注意が必要です。ではどんな環境化に配慮してケアすべきか、次を参考にしてみましょう。
■飲みかけのペットボトル、置きっぱなしのコップ・・・・・・不衛生です!
のどの渇きを潤すためにペットボトルや缶に入った飲料を摂取したり、水筒を携帯して水分補給をする人も多くいます。この時、口をつけた部分から口の中の細菌が飲料に入り、気温が高かったり、時間が経過するとその細菌が増殖、変化していきます。
この時、腹痛や下痢、嘔吐のような症状が特徴の大腸菌や、舌にヒリヒリとした痛みを感じたり、口角が切れるような症状が現れるカンジタ菌が存在することがあります。