フットネイルの季節なのに「足の小指の爪がない」って!?埋もれた爪の解消ポイント
足の小指の爪、小さいけれど存在感ありますよね。見えないからといって、無視はできず。美しい女は、小指の爪といえども見逃さないものです。今日も小さな積み重ね。今回の「チリツモ美容道」は足の小指の爪についてです。
■どうして隠れるの?小指の爪
「昔はあったはずなのになー」とおっしゃる方も多い足の小指の爪。大人の女性の足は成長と共に過酷な環境になります。いい女道を極めようと思えば思うほどに、ヒールのつま先は細くなり、カカトは高くなり、キツいストッキングの締め付け度が増してきます。
裸足の自然な状態でも、小指が薬指の下に入ってしまっていたり、足の裏の下にまわってしまっている方もチラホラ。そんな過酷な状況の小指は「自分を守らなくては!」とどんどん固い角質を付け始めます。爪の成長と共に、ルースキューティクル(余分な甘皮)も成長するのですが、それすらも厚く固くなってきます。自分を守る為にどんどん固くなる角質や薄皮。「どんな過酷な環境でもこれで万全だわ!」こうして小指の爪は隠れ始めるのです。
■まずは、角質を除去しよう
とはいえ、角質や固くなった甘皮も残したままでは、足の臭いの大きな原因になりますし、なんといっても見た目が美しくありません。ガタガタ、ボコボコしてマニキュアも塗りにくいですよね。
まずは、お風呂で足全体をしっかりふやかして見つめてみてください。爪の周りがぐにゅぐにゅと白く柔らかくなるのがわかると思います。爪に沿って、てぬぐいやガーゼでくるくる。爪から角質が浮いてすっきりします。「爪!久しぶり!」と思わず声をかけたくなる不思議な気持ちになるから不思議です。
■一気に取ると出血することも
爪が見えてくると、一気にあちこちキレイにしたくなりますが、足の角質は年代ものです。
何年もかけて溜まり、何年もかけて固くなっているものなので、一気にキレイにしようといきなり引っ張ると、出血してしまう場合もあります。力を入れないように、やりすぎないように、が大切なポイントです。
■手っ取り早いのはやっぱりプロの技
「自分でやるのはちょっと怖いな」という方は、やっぱりプロの技が安心です。足のケアだけやってくれるネイルサロンは多いので、無理せずにプロに任せると1時間程度でピカピカの小指の爪に出会えるはず。
色を塗らなくても美しい爪に出会えますよ。
■おわりに
足の爪のキレイを保つには1か月に1回程度のケアを大切にしたいところですが、靴やストッキングのセレクトも大切なポイントです。細い靴や、浮腫み防止タイプのストッキングを頻繁に履く方は、足をお休みさせる日もつくってみてください。足の小指を動かしたり、地面を掴んでみたり、意識的に解放してあげることも「美足爪」への大切な一歩です。
(川上あいこ/ハウコレ)