そんな彼に、相談者さんが思い描く“落ち着く関係”を求めるのは難しいでしょう。
それでも諦めたくないのであれば、彼が「相談者さんが前の彼女さんとは違うのだ」ということを納得してくれるまで、彼が何を言っても何をしても、ひたすら信じ、そして尽くし続けなければなりません。相談者さんの心の方が、先にボロボロになってしまうかもしれません。
そんなリスクを乗り越える勇気が相談者さんにあるのでしたら、元心理カウンセラーとして、彼とお付き合いしていく「心にバリアを張る」考え方をご紹介しましょう。
■常に受け身の態勢で、彼に期待をしない
彼の心のリハビリにお付き合いする決心をして、「ふつう◯◯だよね」という恋の常識をまず捨てましょう。恋はお互いの“想い”を感じたい、感じてほしいものですが、彼に期待しては傷つくので、やってほしいことははっきりと言葉にしましょう。
彼がそれに応えてくれなくても、彼を責めてはいけません。相談者さんの希望は伝えるにとどめ、相談者さんが“何よりも彼の意思を尊重する女性”であることを彼に印象付けることが大切です。
彼が相談者さんに少しでも心を許したなら、気が向いたときに相談者さんの希望や願いをかなえてくれる可能性もあります。