かわいい女子というのは、父親との関係がうまくいっている女子のことであり、いい男というのは、母親との関係がうまくいっている男子のことです・・・・・・今回はそんな話をしたいと思います。
■父親に「男」を感じ取っている女子たち
取材をしていると、女子はそのうち「母親」のことについて語ります。母親は勉強しろと言ったことがないとか、お受験ママですごく厳しかったとか、とにかく母親のことを語りだすケースが多いです。同性として語りやすいのだろうと思います。
母親のことを語ると、次に父親のことを語る女子は、わりとかわいい女子に多い。いかに私はパパに愛されてきたのかを語るわけです。小さい頃、パパとおうちの階段でジャンケンをして「グリコ」とか「パイナップル」とかと言いながら、2階まで行ったとか、まあそういう「愛された経験」を語ってくれます。家のなかで「グリコ」とかとやるのもどうかと思いますが、まあ愛されてきたのだろうなと思います。
あるいは、父親に「男」を感じ取っているように見えます。男を感じ取るというのは、がんばっているお父さんが好きということです。あるいは会社や世間にがんじがらめになって疲れているお父さんに見えても、それでもどうにかしようと反骨精神のようなものを静かに燃やしているところを、娘として察している(察してきた)