わたしたちは、学校で淋しさの消し方を教わってこなかったので、淋しいから恋愛をしてなにが悪いのだろうと思っているひとのほうが多いように思います。たとえば、この前、お話を聞かせていただいた女子は19歳の大学1年生で、地方から東京に来て、ひとり暮らしをしている子でした。
親が希望していた大学に進学できず、滑り止めの大学に通っていました。「滑り止めの大学に行くような子はうちの子ではない」と親からきつく言われたとのことで、胸に淋しさをいっぱい抱えて、夜のお店でアルバイトをし、そこの客(45歳)と付き合っているとのことでした。
親とうまくいっていないというのは、もうものすごく淋しいことですから、この女子の胸中は察するに余りあるな・・・・・・という印象を持ちました。
■淋しさの消し方を知らないまま結婚してしまえば・・・
淋しさの消し方を知らないまま結婚してしまえば、不倫をする可能性は高いように思います。結婚生活を送っていても、淋しいときっていっぱいあります。むしろひとつの屋根の下で暮らしているほうが、淋しさは圧倒的に強烈になるのかもしれない。
そういうときに、淋しさの消し方といえば恋すること・・・・・・という経験しかしてこなかった女子は、まあ不倫でもしようか・・・・・・ということになる可能性が高いということです。