なぜ「とりメシ」ができる女性はモテるのか?男性の本音
相談者さんの中には、「出会いがない」「恋人がほしい」と言いながらも、「誘われても好みでなければ行かない」「合コンの誘いを待っているだけ」の女性がたくさんいます。しかし、当然と言うべきか、そのスタンスではなかなか恋人はできません。
そういう女性が多いからこそ、「とりあえずメシでも行こう」という通称“とりメシ”ができる人は貴重。ここでは男性の本音を紹介しながら、とりメシできる女性が「なぜモテるのか」を挙げていきます。
■1.「誘いにくい子でない」とわかる
「『誘ってくれない』という子が多いけど、こちらから見たら『誘いにくい子が多い』。だから、気軽に食事へ行こうと声をかけ合える子は、『いい子だな』と思います」
「好みのタイプでなくても、恋愛感情むき出しでなければ全く問題ありません。
『友人として行こう』とか言われてもかえって変だから、自然なのが一番」
男性から食事の誘いを受けない女性は、「誘いにくい」か、「誘いたくない」のどちらか。10・20代の男性は、「自分から誘って断られるくらいなら、最初から誘わない」「どちらからともなく気軽に『行こう』と言える子の方がいい」と思っている人が多いので、気楽に声をかけることが大事なのです。また、一度行ってしまえば、次からはハードルがグッと下がります。
■2.「好きなものが一緒」の共通点
「好きな食べ物やお酒が合うのって、それだけでいいことだと思う。一緒に食べているだけで、お互い笑顔で楽しめるし」「気が合う子だと、あまり構えずに『これ食べに行こうよ』『あの店行こうよ』と言える感じがいい」
恋愛感情が芽生える2大パターンは、外見と共感。つまり、外見だけで誘いを受けられなかったら、共感し合えるようなシチュエーションを作るべきなのです。とりメシは、最もシンプルな共感の場。好きな食べ物やお酒などが合うだけで、「一緒だね」と親近感が芽生え、次の誘いにもつながりやすくなるものです。
■3.「さらなる出会い」への期待感
「食事に行けば話も弾むし、『今度は友達も呼ぼう』となることも多いので、出会いのチャンスにつながります」「とりあえず食事に行けば、気軽に友人を呼び合ったり、次回の合コンをセッティングしたりできる」
「目の前にいる相手だけが恋愛対象ではない」というのも、とりメシのメリット。お互いの友人を交えるのも、合コンやホームパーティーなどにつなげるのもアリ。
とりメシで「合コンをしよう」という話になり、幹事としてやり取りしているうちに恋愛感情が高まってつき合いはじめたというカップルはたくさんいます。
■4.「女の子限定」の話と店
「恋愛の話とか、ドラマの話とか、女の子としか話せないことも多いから、それだけで面白い」「イタリアンやカフェ、スイーツなど、男同士で行かない店に入れるからうれしい」
意外に多いのがこの声。男性同士では話せないこと、入れない店は、女性が思っているよりも多く、日ごろ「話したい」「行きたい」と思っているようです。
「いつもどういう話をしてるの? どういうお店に行ってるの?」という質問からはじめて、「じゃあ、こういう話はどう? こういう店はどう?」と声をかけてみてはいかがでしょうか。相手の反応がよければ、「今度話そう、今度行こう」という話になるでしょう。
■ハードルが低いのに印象アップ
男性たちの本音で共通していたのは、ハードルの低さ。
「誘うのではなく、会話の流れで行く」という気楽さが、心を軽くしているのです。
基本的に男性は、「誘って、店を決めて、当日にエスコートして」など、プレッシャーのかかる作業がいくつかあるのですが、よほど一目ぼれした女性でなければ、これらを全てやろうとは思えません。だからこそ、とりメシが効果的なのです。
もともと人間は、「連絡を取り、顔を合わせる回数が増えるほど、好意を抱きやすい」という心理傾向があります。
相手の好意をあなたへの恋愛感情に変えさせるのも、別の男性を紹介してもらうために利用するのも自由。あなたの望む方で進めればいいのです。(木村隆志/ライター)
(ハウコレ編集部)(黒田真友香/モデル)(柳内良仁/カメラマン)