心臓をバクバクさせながらリビングに目をやると、耳の遠い祖母がテレビの大相撲を大音量で観ていました(笑)。
これはある30代の主婦の見た夢の実例です。このように音や映像がダイレクトに印象に残る夢は、疲労や睡眠不足、周囲の生活音に影響されて十分に眠れていない睡眠状態を反映します。もしもこういった夢を続けて見る場合、日ごろの睡眠不順を反映し、心身の不調和を軽減できるよう、生活リズムの改善に努めてください。
■・良い夢を見るために
私たちの耳は寝ている間も外部の変化に本能的に反応できるようになっています。睡眠によって他の感覚が鈍くなっても聴覚は別です。その感覚がなければ目覚まし時計のアラーム音で目を覚ますことはできません。寝ている時の生活音は時に強烈な映像をともなう悪夢を見させることがあります。
良い夢を見るために、第一には音と光の低減、次には室温の調整です。昼間の睡眠やうたた寝には要注意。くれぐれも眠りに就くときの環境を大切にしてください。(梶原まさゆめ/ライター)
(ハウコレ編集部)