結論から言えば、恋愛に「コスパ(コストパフォーマンス)」を求めているうちは、本当の恋なんてできないということです。これは恋というコトの実態に即した、とてもシンプルな考え方です。
■分かっているコトを勉強してなんになるのか?という問題
いつしか時代は「**のために××をする」という考え方を、当たり前のものにしてしまいました。
いい学校にいくために、いい予備校に入って「当たり前」だし、いい大学を出たらいい会社に就職して「当たり前」だし、そういうことを本人も親も「当たり前」に望んでいる・・・・・・こういう時代ですよね、今の時代って。
でも恋の本質は「邂逅」なわけですよ、かいこう。思いがけず出会うこと。もっと平たく言えば「めぐりあい」。ただぼんやりと出会うわけではなく、じぶんの意識が変わるかのような、衝撃的にしてすばらしい出会い。
それを短く言えば邂逅といいます。
■恋愛の本質とは?
つまり、じぶんが「予測もしなかったこと」と出会うことです。それが恋の本質。そこには「**のために××をする」という考え方はありません。
いい学校に入るために、いい予備校に行こうとすれば、たいていのひとは、まずその予備校でどういう授業をしてくれるのか調べると思います。