・・・私はどこかのローカル線にたくさんの女の子といっしょに乗っています。けれどもみんな修道女のような服装をしているのです。私は「こんなのきつくて被れない」とぼやいているうちに目的地に着くのですが、そこは田舎で、見渡すばかりの畑。遠くには山があり、私たちは電車を降りて歩き始めました。私は「服が大きすぎる・・・」と一人でぼやきながらホームをみんなと歩いていきました。
これは筆者の著作で紹介した当時20代女性の夢の実例です。修道服はその時の職場の狭い人間関係や集団行動、窮屈な社会生活を反映しています。基本的に制服にまつわる夢は集団生活の中で感じる閉塞感やそこから自由になろうと葛藤するあなたの心の状態をあらわしています。
では様々な制服にまつわる夢のシンボルのいくつかをご紹介しましょう。
■・学生服の夢
・・・ブラスバンドが屋外練習をしている。先輩が金管楽器をかかえて会釈。部員はパート別で練習している。しかも、みんな変な制服を着ている。上着丈の長い軍服のようなもの。クラリネットの女の子の中に2、3人私服の女の子がいる。水色のギャザースカート。
「やぼったいな」と私は思う。学校の敷地なのにメリーゴーランドやティーカップのような遊具がある。