「ダメな男と付き合ってしまったらどうするべきか?」という問いは成立しない
の代表的なパターンでしょう。
いわゆる「新卒至上主義」とおなじことです。企業は新卒を欲しがります。でも、新卒と第二新卒に能力のちがいはあるのか?第二新卒のほうが挫折も苦労も知っているから、新卒よりもいい人材ではないのか?こういう議論は聞いたことがありません。
つまり、恋愛のみならず、社会全体として、「いい」という範囲がとても狭くなっています。
■あなたもダメ女だからではないのか?
ダメな男問題もこれとおなじです。仮に稼ぎがとても少なく、夢ばかりがデカいアマチュアミュージシャンを「ダメ」と定義した場合、それはなぜダメなのか?
そのダメな男と出会ってしまったのは、もしかしたらあなたもダメ女だからではないのか?
そもそもそういう男と出会ったというのは、これまでのあなたの人生の積み重ねが出会せたわけであり、出会い付き合っている彼のことをダメと言うのであれば、あなた自身もダメな女ではないのか?という、誰が聞いても気がめいってきそうな話になりますよね。
■問いそのものが間違っている
つまり、ダメな男と付き合ってしまったらどうするべきなのか?という問いそのものが間違っているということです。
社会が「いい」