35歳まであと何年?35歳を過ぎると「恋が楽しくなる」という事実
コップに半分、水が入っています、それを「まだ半分もある」と見るのか、「もう半分しか残っていない」と見るのか?ということが、世間でよく言われます。まだあると見るひとはポジティブで、もうないと見るひとはネガティブだと、相場が決まっています。
恋愛になぞらえて言えば、彼とケンカをしても彼と付き合い続けている状況を、「まだ彼氏と付き合っている」のか、「もう別れる寸前」なのか、といったところでしょうか。
■「もうない」と見るほうが人生は楽しい
若いうちは、どうしても「人生の終わり」がうまくイメージできないと思います。
若いうちに身近なひとの死を経験すれば、ひとはいずれこの世を去るという毅然とした事実を身をもって学ぶことになりますから、「あたしはまだ22歳だけど、あと50年もすれば、人生どうなるか分からない」と感じることもあるかと思いますが、その「50年」なんて、漠然と「長い時間」としか思わないかもしれません。
これが35歳を過ぎると、人生の半分が終わったなと、人生の折り返し地点に来たなと思ったりします。
日本人女性の平均寿命は80歳を超えていますから、70歳でも「まだ現役」という見方も当然ありますが、おおむね70歳くらいまでが「せいぜい現役でいられる年齢の上限」