【夢占い】吉凶を占う!天気にまつわる夢4つ
これは筆者の著作で紹介した当時20代女性の夢の実例です。普段の夢で天気のイメージを記憶していることはほとんどありません。
雨や晴れだったことを憶えているのは、周囲の風景にともなって天気のイメージが印象づけられるからです。基本的に天気のイメージは、変わりやすい体調・健康状態、または波乱含みの運気・運勢状態をあらわします。では天気にまつわるいくつかの夢のシンボルをご紹介しましょう。
■・曇りの夢
・・・場所は職場のような感じでした。窓を見ると、向いのビルの上空にもやもやとした黒い雲が出ていました。「あれ何だろう?」と思っていると、あっという間に雲は大きくなって、真っ黒な生き物のようにこっちに迫ってきました。でも私の周りでは誰も騒いでいないし、窓の外はいつもの町の景色でした。その時、「おーい!」とどこかで男の人の声が・・・。
遠くのほうから私を呼んだような気がして、その瞬間、目が覚めました。もちろん静かな早朝でした。その日の午後、会社のすぐ近くで火事が起こり一時大騒ぎになりましたが、夢はこの出来事を暗示していたのでしょうか。「おーい!」と呼ばれた時のあの声は思い出すとちょっと気持ち悪かったです。
これは20代女性の夢の実例です。曇天、今にも雨が降りそうな雲行きのイメージが背景になっている夢は、運気の停滞、状況の停滞感をあらわします。雷鳴や雷雲は凶兆、また、異様な黒い雲のイメージなら、身近に起こる予期せぬ出来事、思いがけないトラブルを暗示することがあります。
■・晴れの夢
晴れのイメージが印象的なら、運気の復調、事態の好転を暗示します。
ただ、野外スポーツや競技場の背景をともなう場合、選手・アスリートが大勢あらわれ、自身も競技に参加しているようなイメージなら、タイトなスケジュールや身体的に無理を強いるような状況をあらわします。晴れのイメージは基本的に自身の運気が強いので、つい無理をしがちになります。日常生活の中でうまくオン・オフのバランスを取ってください。
■・雨、にわか雨の夢
雨が降り続くイメージの夢は、基本的に体力の低下、体の冷えなどをあらわします。雨に濡れているイメージがあれば、急性疾患を引き起こす可能性があるので、健康状態には十分に注意をはらってください。体調が乱れやすいので、必然的に運気も停滞します。反対に、にわか雨が降り出しすぐに晴れるイメージなら、良い意味で思いがけない状況の変化をあらわします。
■・雪の夢
・・・外出しようと玄関のドアを開けると、白い粉雪がたくさん舞っています。
空を見上げると、なぜかきれいに晴れわたっています。玄関の前はまるで演出された屋外ステージのようでした。なんだか祝福されているようないい気分でした。とても短い夢だったのですが、この夢を見てから一か月後、私は目指していた国家試験に一発合格しました。
これは20代女性の夢の実例です。雪が降っていても、晴れていれば運気の復調、または吉兆になります。反対に、雪深く晴れていなければ運気の停滞をあらわします。
■・運気と天気
天気の夢は自身の運気を象徴します。
ただ、そのイメージやストーリーによって、不運な出来事の予兆になることも、また、思いがけない好転や逆転、人生の晴れの舞台を暗示することもあります。単純に晴れていれば良いことがあり、雨が降れば悪いことがあるというものでもありません。これまでに紹介した夢では、「青空」の夢を見た後に身内の訃報が届いたという実例もあります。天気の夢の特徴は、基本的に運気の強弱をあらわし、波乱含みの運気、先々の状況の変わりやすさを暗示します。(梶原まさゆめ/ライター)
(ハウコレ編集部)