硬水で洗う?軟水で洗う?洗顔の時に気にしたい「水こだわり」とは
■◇まずはやっぱり温度を気にしよう
目を覚ます為に冷たい水で顔を洗う方も多いと思うのですが、やっぱり洗顔の適温はぬるま湯。冷たい水は洗顔フォームなどの泡立ちも悪くなりがちで、汚れも落ちにくいと言われています。冷たい水で繰り返し洗うことで汚れがキチンと取れないと肌にザラザラが残ったりするもの。ザラザラゴワゴワな肌にしない為にも、まずはゆっくりぬるま湯で洗った後に最後に冷水を使うようにしましょう。
■◇硬度の高い水で洗うと
海外などは水の固さが違いますよね。
日本は軟水ですが、硬水の国に行くと肌がゴワゴワになってしまうのには理由があります。硬水は肌の乾燥感が強くなるので、普段から硬水で洗っている方でないと一気にゴワつきを感じる肌になってしまうのです。洗顔フォーム等も一気に泡立ちが悪くなるので自然と使用量も増えてしまい、ますます肌を乾燥させてしまいます。肌を洗うならなるべく軟水で洗う方が肌には優しいようです。どうしても硬水を使いたい場合は、最後だけ硬水を使ったり、保湿成分の強い洗顔フォームや基礎化粧品でしっかり潤いを保持するようにしましょう。
■◇肌荒れがひどい時には
肌荒れって、ある日突然やってきますよね。史上最悪の肌荒れを起こしてしまった時は水にもこだわりたくなるもの。そんな時に「肌に優しい水はないものか?」と思わず探してしまうと思います。
これはひどい肌荒れだー!という緊急事態の際は、塩素の入った水道水ではなく軟水のミネラルウォーターでの洗顔が一番なのだそうです。浄水器が設置されていれば一番ですが、直接の水道しかない場合は軟水のミネラルウォーターを軽く温めてから洗顔するようにしましょう。硬水も塩素も肌への刺激になってしまうので、ひどい肌荒れを起こしてしまった時は軟水を使用することが肌への刺激を最小限に抑えてくれる洗顔ができそうです。■◇おわりに
一言で「洗顔」と言っても、美肌の為にできることは色々あります。高価な化粧品をアレコレ試してみる前に、洗顔の仕方を見直してみるのも大切なポイントです。今は、シャワーヘッドだけ変えることなんかも簡単にできますので、コスメで改善できない肌荒れには洗顔方法の見直しもしてみるといいかもしれません。(川上あいこ/ライター)
(ハウコレ編集部)