・・・風景はよくわからないのですが、車がビュンビュン走る道路を、私は寝たままの状態で、車道をごろごろ転がりながらゲラゲラと笑い続けている夢を見ました。目が覚めてもしばらく余韻が残っていて、布団の中でまだ「ふふっ」と笑っていました。
これは30代の女性会社員の夢の実例ですが、この夢を見た直後、胃炎を引き起こしたそうです。笑う夢はほとんどの場合、気づかないうちに体に生じた異常な緊張を、笑いによってほぐそうとしている生理的な働きをあらわします。こういう夢を見たら、放って置くとやがて大きな疾患につながるので注意をしてください。さて、このような感情にまつわる危険な夢は他にもあるのでしょうか。笑う夢や泣く夢は以前のコラムで紹介しましたが、今回は感情にまつわる他のイメージを取り上げてみました。
■・怒り・激怒する夢
激怒して相手に罵声を浴びせようとしても声が出ない夢は主に呼吸器やのど、心肺・心臓への負担をあらわすことがあります。
風邪をひかないよう、急な寒冷化や異常乾燥に注意が必要です。また、激しく激昂している夢は心臓への負担をあらわします。日ごろからの摂生や軽い運動、バランスの良い食事を心がけてください。