知ってれば、もっと楽しめる?行事で食べる「幸運を呼ぶお菓子」
普段何げなく食べているお菓子。お菓子にはそれぞれ意味があり、厄除けや招福の効果があります。今回は西洋の行事のときに食べる幸運をよぶお菓子をご紹介しましょう。
■★1月―3月
一月エピファニーガレット・デ・ロア一月六日の主顕祭(エピファニー)は、東方の三人の王、エチオピアの王・カスパール、カルデアの王・バルタザール、アラビアの王・メルキオールが星に導かれて、生まれたばかりのキリストのもとを訪れたといわれる日で三王礼拝の日ともいわれています。
この日、フランスでは、パイ生地にアーモンドクリームをつめて焼いたガレット・デ・ロアというお菓子を食べます。ガレット・デ・ロアの中にはフェーブと呼ばれる小さな陶器の人形を入れてあり、それが入っていた人は、紙でできた王冠をかぶり、皆から祝福されます。一年間幸せでいられるといわれています。
二月バレンタインデイチョコレート二月十四日はみなさん、もうよくご存じのバレンタインディ。
日本では、チョコレート片手に男性に告白します。
三月終わりか四月はじめ(春分の日の次の満月の次の日曜日)イースターキリストの復活を祝う復活祭です。イースターのシンボルは卵とうさぎ。