失恋の痛みは、自分にしか消せないものです。心が痛いというのは、その人の考え方によるものなので、その人にしか癒すことができないです。
でも、失恋したら、好きでもない男子をつかまえてちょっと寝てみるとか、そんなふうに適当な人のぬくもりを求めることもあると思います。
で、寝たあとに「なぜわたしはこんな男と寝てしまったのだろう」と激しい自己嫌悪に陥るパターン・・・・・・こういう恋(のようなもの)は、とてもいい恋です。
■■どれくらい自己嫌悪に陥ったのか?
失恋の痛みから逃れるために、つい好きでもない男と寝てしまう・・・・・・これは軽い女子でもバカな女子でもなんでもなくて、ごくふつうの人です。誰にとっても、失恋の痛みというのは、それくらい強烈なものだからです。
で、問題なのは、寝たのか寝なかったのか?ではなく、あとになって、自分がどれくらい自己嫌悪に陥ったのか?ということです。
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自己嫌悪に陥らないと、人は成長しません。
これはもう「絶対」と言い切っていいくらい、成長しないものです。
それはきっと、自己嫌悪に陥るほどの極端な経験をしないと、自分の極限値がわからないからでしょう。
■■ふつうになってください
失恋の痛手を癒すのに、好きでもない男子と寝たら、自分の気持ちはどんなふうになるのか?これは自分が経験してみないとわからないことです。