■何か・誰かがのしかかってくる夢
「・・・眠っている私のお腹の上に何かが乗っかってきました。よく見ると、座布団くらいの緑色の大きなカエルが私のお腹の上にじっとうずくまっています。ぷるぷるしたこんにゃくみたいな感触で、すごく気持ち悪く、おまけに鉛のように重くて、思わず叫び声を上げたところで目が覚めました。いつの間にかパジャマがはだけて、おへそが露わになっていました。」
これは30代女性会社員の夢の実例です。イメージの通り、この夢はお腹が冷えていた状態を反映します。ただ、不快感をともなうこの夢は何らかの身体の負荷をあらわし、単にお腹が冷えていたということではありません。早く目覚めようと叫び声を上げた時点で、これは下半身に何らかの疾患の種を持っていると判断したほうがよさそうです。実際彼女は、この夢を見たあと便秘が長く続いたそうですが、医療機関で改めて検査を受けたほうがいいかもしれません。
基本的に何か・誰かがのしかかってくる夢は、睡眠不足や生活リズムの乱れなどから眠りが極端に浅い状態や、心身の違和感を反映します。時に心の乱れや何らかのトラウマをあらわすこともあります。
■何か・誰かが落ちてくる夢
重く大きな何か・誰かが落ちてくる夢は、基本的に何らかの緊張感・緊張状態の持続から生じるストレスや心身の違和感を反映します。