「・・・私の部屋(実家暮らしです)に彼(現在交際中の恋人)が遊びに来ていて、ベッドの上でだんだんいい感じになってくると、突然、ついさっき旅行に出かけたはずの父と母が帰ってきました。
部屋の入口に父が仁王立ちし、母が私たちのいるベッドの前にすごい勢いでやってきました。激しく怒る母に対して、彼は土下座してひたすら謝っていました。」
これは20代女性会社員の夢の実例です。彼女の父親とこの彼は上司と部下という間柄、おまけに彼は現在離婚調停中のため、彼らは両親に内緒で交際していたそうです。彼女自身の後ろめたさが、この夢では素直に反映されています。
単に自身のネガティブな感情を表現する夢で、ご両親との関係や彼にまつわるトラブルを暗示するものではありません。では、対人感情にまつわるいくつかの夢のシンボルをご紹介しましょう。
■謝る夢
謝るイメージの夢は基本的に後悔や後ろめたさといった、ネガティブな感情を反映します。
謝る相手を見るのは自身の中に罪の意識や後ろめたさがあることをあらわします。また、自分自身が誰かに謝る場合は、自身の頑固さや、その相手との感情のもつれや葛藤をあらわします。
■感謝する・される夢
感謝される夢は、基本的に対人問題の収束、対人的な状況の変化を暗示します。