2016年9月19日 21:00
好きな人に「好き」と言える女子が増えることを男子は期待している
そして彼が真面目であればあるほど、男子が女子のことを守るなんて、そんな漫画チックなことはできないと、一方で知っています。
■■どんな男子でも知っていること
よく歌の歌詞や、映画、テレビドラマなどで、「僕が君を守るから」というようなことが表現されていますが、あれは、普通はできないから、虚構の世界でそれを表現しているわけです。つまり人々の願望を表現しているわけで、世の中の多くの男子が彼女のことを守ることができれば、さして感動しないわけです。
どんなにチャラい男子だって、彼女が満足するほど、自分は彼女のことをちゃんと守ってあげられないかもしれないということを、うすうす分かっています。要するに、「僕が君を守るから」というようなスイートな言葉をいかに並べたところで、気持ちのどこかで「そんなの嘘だ」と男子達は知っているのです。この複雑な世の中で、そんなこと、できっこないと、知っているのです。
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そこで女子の出番となります。「僕は君が好きです、僕は君を守ります」なんて言いながら、もうひとりの自分が「そんなのできっこないじゃん」とツッコミを入れている男子には、言葉に勢いというものがありません。